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スチールの新しいソーチェン

スチールMS150チェンソーのソーチェン意外と好評です。

MS150チェンソー本体もスプリング防振、層状掃気エンジン(低排気ガス、低燃費)、チェンブレーキ標準装備で他社製と比較しても良いと思います。

排気量が23.6ccで他社製と比較して若干小さいので、パワーは小さいかもしれません。(カタログデータでは同じくらいですが、たぶん小さいと思います)

しかし、新型ソーチェンで切れ味は引けを取らないと思います。

かなりいいです。

当店では植木屋さんに販売していますが、すごく評価は高いです。
切れ味がいいということと最初の切り込みがスッと入っていくということです。

植木を傷めにくいと言っていました。

竹を切るのもいいようです。

それでは切れ味をご覧ください。



この動画ではMS192に新型ソーチェンを取り付けていますが、本来は取付け不可です。

新型ソーチェンは1/4ピッチですが、若干小さいのです。

スプロケットのサイズも小さいです。

ですからMS192に取り付けるとソーチェンが耐えられない可能性があります。

メーカー発表ですと、1Kw以上のパワーがあるチェンソーに取付け不可だそうです。

ソーチェンが小さいので耐久性も小さくなっているのでしょう。




上からスチールカービング用チェン、スチール1/4チェン、ハスクバーナ(オレゴン)1/4チェン、そしてスチール新型71PM3チェン(ピコミニ1/4という呼び方をしています)
カッターは一回り小さいと思います。


左から新型71PM3、スチールカービングチェン、スチール1/4チェン、オレゴン1/4チェン。
幅も小さいです。

実物を見るともっと小さく感じるかもしれません。

MS192に取り付けて使用するのが不安になります。


ドライブリンクはキックバック低減のバンパードライブリンクになっています。赤丸参照。


ドライブリンクの矢印部分が少し膨らんでいます。
上の3本のソーチェンのドライブリンクは同じ形状だと思います。
互換性があるので同じ形状なのは当然だと思います。

ドライブリンクのふくらみは何のためなのか。
強度を補強するためなのか・・・良くわかりません。


スプロケットを比較してみます。
左がMS192、右がMS150のものです。

MS192の方は微妙にずれが生じてきます。

スプロケットのギアを合わせて比較するとMS150の方がほんの少し小さいです。

MS192に取り付けてエンジンをかける前に、いろいろ検証してみました。
MS150とMS192はガイドバーマウントの形状は同じなのでMS150のガイドバーはMS192物理的には取り付けることはできます。

ピコミニ1/4を取り付けて手で回してみました。
意外とスムーズに回ります。

逆回しだとカリカリ感が出ます。
(カリカリ感とはスパースプロケットが摩耗してきている時に出る感じです。)

あまり抵抗は感じなかったのでエンジン始動して空回ししてみました。

そして木を切ってみました。
最初に動画で紹介したとおりです。


意外と大丈夫かもしれないと感じました。
実際、ひどいスプロケットで作業している方もいるので・・・


これすごいでしょう。
新品のソーチェンでもすぐ切れてしまうかもしれません。
ここまでになるまで使えていたということが驚きです。


これくらいの段差が付いたら交換になります。

ちなみに新品は段差などありません。下写真。



新型のソーチェンは小さいので強度は小さいと思います。
MS192のスプロケット1/4で回すと無理がかかるのでしょう。
メーカーは取付け不可と言います。MS192のパワー1.2kwあるのでその点でも使用不可になるのでしょう。



他社の小型チェンソーに取り付けて試そうかと思ったのですが、ガイドバーがないので試すことができません。

この新型のソーチェンは1/4ピッチで1.1mmゲージになります。

スチールのガイドバーが他社製チェンソーに取り付けられるか試しましたがダメでした。残念。

このソーチェンなかなかいいと思います。
このソーチェンを試すにはスチールMS150を購入するしか手がありません。

スチールの強い所は、ソーチェンまで自社開発というところでしょう。

小型小排気量のチェンソーを作る。パワーは小さくなる。ならばそれに合ったソーチェンを作る。

トータルパッケージができるというところが強みだと思います。

ソーチェンもすごく軽量です。ソーチェンを取り付けた時の重量も軽いということです。

しかもソーチェンが軽いのでレスポンスもいい。


スチールのバッテリーチェンソーも同じソーチェンを使用しています。
ユーザーの感想で他社製バッテリーチェンソーより切れ味がいいと言っていました。

最後に、動画ではMS192に新型ソーチェンを取り付けて使用していますが、これは本来メーカーではダメだということなので真似しないでください。

事故や怪我が起こる可能性があります。
真似をして事故が起きても当方では責任を負えませんので予めご了承ください。

このソーチェン(MS150を)を試したいならばお近くのスチール取扱店へご相談ください。

それではまた。


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