先日、ハスクバーナ・ゼノアの会議に出席しました。
前の週にスチールの会議に出席したのですが、この時も出席者は多いと思いましたが・・・。
今回も多かったです。
販売店さんの多くは、排気ガス規制対策のエンジンに興味があるのでしょう。
というかどこのメーカーのエンジンがいいのか?
期待と不安が交錯していると思います。
スチールの会議の時は雨で、ハスクバーナゼノアの時は写真撮影がNGだったので、両社の会議 ともに写真がありません。
会議の内容ですが、ハスクバーナ・ゼノアは今年バッテリーツールを出す予定だそうです。
スチールから遅れること2年ほど・・・
試切などはさせてもらえませんでしたが、チェンソーに関してはすごい自信があるようでした。
バッテリーチェンソー3機種出すそうです。
トップハンドルチェンソーもありました。
これは、造園屋さんにいいかもしれません。
バッテリーチェンソートップハンドルはないのかと造園屋さんからは言われることがあるからです。
バッテリーチェンソーは排気量的には25cc~30ccの間のチェンソークラスだと思います。
そうなるとやはりトップハンドルチェンソーの方が需要があるのかなと思います。
ここで、スチールの強みはカッティングシステムまで自社製だということです。
パワーやチェンソーサイズ、いろいろなことを考慮してまったく新しいソーチェンを用意できるということです。
このチェンはスチールにしか合いませんし、小型チェンソーにはいいと思います。
チェンソーの切れ味はパワーでけでなくソーチェンも重要だと再認識させてくれます。
チェンソーは刃物です。刃が命ですね。
後、刈払機とヘッジトリマーがありました。
ヘッジトリマーは独特の形をしていました。(ハスクバーナという感じです)
刈払機はナイロンカッターのみでした。
これはスチールも同じようにナイロンカッターのみです。
ハスクバーナ・ゼノアは国内で金属の専用刈刃を作る予定ようなことを言っていました。(書いていいのかな)
排気ガス規制対策エンジン、チェンソーはGZ3600というのが販売されるようです。
それとプロ用刈払機のBCZ240、BCZ270がマイナーチェンジで、BCZ241、BCZ271に変更になります。
やはり、排気ガス規制前のBC2411、BC2711と比較するとパワーがないとユーザーからの指摘があったようです。
今回のマイナーチェンジでパワー、トルクとも排気ガス規制前のエンジンを超えてきたようです。
スチールの排気ガス規制対策エンジン搭載刈払機FS23、FS24、FS25、FS26はエンジンはいい出来だと思います。
小型層状掃気エンジンはスチールが一番いい出来のような気がします。
排気ガス対策エンジンで同クラス帯のエンジンをベンチテストしたらスチールが良かったと言っていました。
しかし、このテストではBCZ241、BCZ271ではなかったでしょうから、どちらが上か、面白いですね。
今はまだ排気ガス規制前のエンジンと排気ガス規制対策のエンジンがあります。
しかし、排気ガス規制対策のエンジンだけになったときは、スチールとハスクバーナ・ゼノアがシェアを取ると思います。
排気ガス規制対策のエンジンはハスクバーナ・ゼノアとスチールが層状掃気エンジンを搭載していてそのエンジン調子がいいです。
両社が層状掃気エンジンでクロスライセンスということもあるかもしれません。
燃費もいいし排気ガスもきれいなので、これからのエンジンです。
しかし、今のところ価格が若干高いです。(排気ガス規制ではないエンジンと比べて)
これは、行政の力も必要かもしれません。
二酸化炭素削減効果も高いと思いますので、排気ガス規制効果の高い刈払機を多く所有している会社に仕事をだすとか
単価を上げるなどの優遇策があるといいかもしれません。
最近の中国からの大気汚染を考えると、やはり日本は環境を考える国でありたいと思います。(のどが痛い)
ハスクバーナ・ゼノアの刈払機はBCシリーズと比較するとBCZシリーズの方がエアフィルターは大きくなっています。
しかし、スポンジのドーナツ型です。
このタイプは砂埃に弱いです。
スチール刈払機のエアフィルターは、既存の刈払機と比べるとかなり良くなっています。
完璧だとは言いませんが、同クラス帯の刈払機では一番いいと思います。
(私が刈払機でいいエアフィルターだと思うのはFS200とFS310)
昔に比べてナイロンカッターをよく使うようになりましたし、公園などの草刈りなどは地面から草刈りするようになってきました。
砂埃も舞い方は違ってきています。
修理する立場からすると
エアフィルターの内側に砂埃が入っているのを良く見かけます。
そして圧縮が少ない。
ピストンシリンダーが砂埃で摩耗していると思います。
せめてハンディーブロワ並みのエアフィルターが刈払機にも必要になってきていると思います。
最後に一般の方へ、今年ハスクバーナから廉価版チェンソーがでます。
(プロの方はあまり関係ないかと思います)
チェンソー初心者の方や一般の方にお勧め商品になると思います。
当ネットショップではこのチェンソーのユーザー・サポート・ページ気合入れて作成したいと思います。
チェンソー初めての人にも分かりやすく使用方法、注意点等お知らせします。
お楽しみに。
※ユーザー・サポート・ページは当ネットショップよりそのチェンソーを購入した方のみに公開しています。
サポートページです。
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2013-02-26
ハスクバーナ
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G375を.325ピッチのスパー式スプロケット、リム式スプロケットに変更するだけで8000円前後かかります。
(ウォームギアの関係でオイルポンプからの交換になります)
ガイドバーは下記になります。
1.ツムラ製ガイドバー
http://omkihan.shop-pro.jp/?pid=39149752
2.純正ガイドバー
http://omkihan.shop-pro.jp/?pid=12487838
G37**シリーズはスプロケットが最初からリム式を選択していないとピッチを変更するときはオイルポンプから交換しなければならないので大変になります。
当店では、G37**シリーズに標準でリム式スプロケットがないころからリム式スプロケットに組み替えてラインナップに加えていました。
また、G375チェンソーにはガイドバー16インチ.325ピッチ1.5mmゲージ(21BP)はきついかもしれません。
この長さになると排気量45ccクラス以上のチェンソーがいいのではないかと思います。