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ロータリーブレード

面白い形の刈払機用替刃を紹介します。
昨年この刈刃のことを知ったのですが、刈刃としてはあまりにも変わった形だったので一度自分で使用してみてから紹介しようと思っていました。(使用感は後ほど)

ロータリーブレードの形状はお椀型です。
刈払機への取り付けはお椀を逆さまにした形になります。


それでは、ブレードレスロータリーブレードがどんなものか製造元の動画をご覧ください。


この動画の中で紹介しているブレードは今は販売していません。
今現在は、改良されたブレードになっています。

▼ブレードレスロータリーブレードこちら

このブレードレスロータリーブレードを見た時、ある刈払機にいいかもしれないと思いました。
それはスチールドイツ製刈払機です。
FS100、FS130、FS200などです。
スチールドイツ製刈払機はパワーと耐久性は折り紙つきです。
ただ、あるところに弱点があります。

ブレードを押さえるところです。
ナット式でナットガード(スチールではライダープレートと言います)が大きく高さもあります。
刈高が低くしにくいと言われます。
また、荒れ地、砂利やアスファルトなど、地面が固い所ではライダープレートがすぐにダメになってしまうそうです。

北九州の方では地面すれすれで草刈りします。すごい所では地面を削りながら草刈りします。
日本の草刈りは海外と比較しても特殊なのかもしれません。
仕上がりがすごいと思います。

当店のお客さん(造園業者さん)でそのような現場ではライダープレート10分~20分で摩耗してしまうといいます。
なまじエンジンパワーがあるので、摩耗も早いと思います。
(地面が砂利で草が多い茂っているところ。ライダープレート自体も弱いかも)

ですから、スチールドイツ製刈払機はナイロンカッター専用という使い方をしている業者さんが多いかもしれません。


ブレードレスロータリーブレードの形状がスチールドイツ製刈払機にいいのではと思ったのです。


中央がスチールライダープレートです。
ジズライザーが使用できればいいのですが、ナット式でボルトが長いので完全にガードができません。
(高さが足りない)


矢印のライダープレートは1mmほどの厚さの鉄なので固い地面にあてて使用するとすぐに摩耗します。


ライダープレートは地面に当たりにくくなっているかと思います。

私も少し使用してみました。(使用機種スチールFS100)


動画のように地面が硬いアスファルトなどでは、スチールFS100刈払機のライダープレートは接触していませんでした。
チップソーなどの通常刈刃と比較して、切れ味は悪いです。
さらさらと低回転で切れるわけではありません。
ただ、ナイロンカッターと比べれば切れ味はいいと思います。
ナイロンカッターで作業するよりはエンジン回転をあげなくてもいいです。

芝生も刈ってみました。(雑草みたいな芝生です)(笑)
結構難しいです。
刈刃を地面に当ててしまうと穴を掘ってしまいます。


地面にダメージを与えやすいので注意が必要だと思います。

仕上がりをきれいにしたいならば、切れ味鋭いチップソーまたは笹刈刃などがいいと思います。

小石など跳ね飛ばしに関しては、ナイロンカッターよりは飛ばしませんが、チップソーより飛ばすという感じです。
まあ当たり前といえば当たり前かと思います。
チップソーは切れ味がいいので回転をあげなくても切れます。ナイロンカッターは回転をあげなければ切れません。ブレードレスロータリーブレードはその中間という感じです。

ただ、ある程度大きい砂利になるとナイロンカッターより跳ね飛ばすといいます。
確かに直径5cm以上の石になるとナイロンカッターだとナイロンコードのほうが負けるので勢いよく跳ね飛ばすことは難しいでしょう。

ブレードレスロータリーブレードは金属なので同じサイズの石にあてると跳ね飛ばしてしまうでしょう。

ブレードレスロータリーブレードは万能ではないと思います。
作業現場を考えて使い分けるようにしたほうがいいと思います。

アスファルトなど道路際のようなところでいいような気がします。(あくまでも私の感想です)
チップソーのようにチップが外れてしまう心配もないですし、ボルトガードの摩耗もあまり心配しなくてもいいかなと思います。

それとアスファルトに当たり目立てしている形になっていると思います。

ブレードレスロータリーブレードには芝生用というか地面を傷つけにくいものもあります。


外側の刃の部分が上に反り返っています。


矢印部分が地面に当たりそれより下には下がりません。


地面に穴をあけるということはなくなると思います。
目立ては必要になるかと思います。
目立てをしなくてもナイロンカッターよりは切れるかもしれませんが、芝生の場合仕上がりを気にするならば目立ては必要だと思います。



刈刃の厚みは2mm程度です。

笹刃や8枚刃でも1.25mm位なので、このタイプのブレードレスロータリーブレードは、目立てしたほうがいいと思います。

とりあえずこの辺でアップします。
何週間もかけて書いたので、話が飛んでいるかもしれません。

ブレードレスロータリーブレードについては次回に続きます。

ブレードレスロータリーブレードモニター価格で6種類1枚ずつ販売します。

それではまた。

※とびいりさんから教えていただいた動画を紹介します。(とびいりさんありがとうございます)


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  • コメント : 4
  • コメント

    [C1111] Re: 現製品の動画について

    こんにちは、とびいりさん。
    情報ありがとうございます。
    本文の方に張り付けさせてもらいました。

    > こちらの動画のほうが、現在の製品に合っているようです。
    > http://www.youtube.com/watch?v=1FzOU6zio_o
    • 2014-06-06 13:23
    • チェンソーヤ
    • URL
    • 編集

    [C1110] 現製品の動画について

    こちらの動画のほうが、現在の製品に合っているようです。
    http://www.youtube.com/watch?v=1FzOU6zio_o
    • 2014-06-05 00:27
    • とびいり
    • URL
    • 編集

    [C1109] Re: このcm絶対だめ

    この動画の説明には、問題があるのですね。
    どこが作ったか正確には分からないのですが、たぶん製造元が作った動画だと思います。
    私も安全だとは思っていませんでした。

    刈刃は高速回転するのでやはり危険だと思っています。
    ブレードレスロータリーブレードは横方向は他の刈刃と比較して切れ込んでいかないかもしれませんが、逆にした方向には切れ込んでいくと思います。
    刈刃の危険度としては、他のチップソーや笹刈刃などと大差ないかと思っています。

    作業現場の状況や通常刈刃とは違う注意をする必要があると思います。

    グラスカバー(ガード)の使用は私も必須だと思います。

    > 人に当たっても大した怪我にならないと言っている的な内容時点でダメ(3:30当たり)
    > 絶対にこんな商品紹介しない方が良い
    > 悪質な経営者なら購入するかもしれないけど
    > 作業員の安全を考えるなら固定式のガードを使ったり検討すべき
    > もってのほか
    • 2014-05-29 11:12
    • チェンソーヤ
    • URL
    • 編集

    [C1108] このcm絶対だめ

    人に当たっても大した怪我にならないと言っている的な内容時点でダメ(3:30当たり)
    絶対にこんな商品紹介しない方が良い
    悪質な経営者なら購入するかもしれないけど
    作業員の安全を考えるなら固定式のガードを使ったり検討すべき
    もってのほか

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