今年は、各社の総合カタログ例年に比べて早く出てきました。

スチールも例年なら6月くらいになることもあったのですが、もう出ました。
ハスクバーナとゼノアは3月前後に出てますし、やまびこもすでに出ています。
スチールが遅いほうだったといっていいでしょう。
ただ、毎年そうですが、スチールは分厚いカタログです。
今年は187ページもあります。
今年、カタログが早くから出そろったのは、各社排気ガス規制エンジン搭載の機械が大体出揃い、カタログに掲載制作しやすかったからだと思います。
ハスクバーナとゼノアのカタログはすでに無くなってしまいました。
(当店分)
各店がもらえる量が少ないのか。それとも当店がもらえる量が少ないのか・・・。
当店はハスクバーナ、ゼノアの製品も宣伝販売していると思うのですが・・・(もう少しください)
各社、カタログの制作量は少なくなってきていると思います。
景気悪いからでしょうか・・・
しかし、テレビなどのメディアで宣伝しているわけではないのでカタログ配布して何ぼだと思うのですが・・・
最近のユーザーはネットを活用しているから少なくても大丈夫と思っているのでしょうか?
確かにネットでいろいろな情報は得ることができますが、ネットはアクティブな情報収集なので、情報をほしいと思っている方だけが対象になります。
しかし、カタログはパッシブな情報だと思います。
何が欲しいとかない場合でもめくって見てしまいます。
(テレビ、雑誌などもパッシブな情報だと思います)
まあ、各メーカーの広告戦略なので私がとやかく言えるわけではないのですが・・・(笑)
スチールの総合カタログまだ隅から隅まで見ていませんが、今年はさらに新商品が出てきそうです。
一つすごく楽しみなのがHPウルトラオイルです。
数年前取扱してくださいと頼んだのですが、価格的に難しいと返事を受けていました。
なんと今年販売する予定になっています。

HPウルトラオイルはチェンソーなどの小型農林機械用の2ストロークオイルとしては最強と言っていいかもしれません。
(ハスクバーナXPオイルも試してみたい)

JASOとISO-Lのクラスを見るとHPウルトラはFB級、EGB級でHPスーパーよりもグレードが下になっています。
FD級だからいいオイルといえるわけではないのです。
量販店で安いFD級のオイルがオイルの性能が高いというわけではないのです。
排気ガスの白煙の少なさの目安と思ってもいいかもしれません。
FD級のオイルでもオイル自体の性能が悪いものはあります。
十分注意してください。
私が当店のお客さんに勧めているのは、チェンソーメーカーが出しているオイルです。(本当のおすすめはスチールHPスーパー、ハスクバーナLS)
HPウルトラの価格がいくら位になるか・・・決して安くはないでしょう。
しかし、当店では取扱します。
価格が高すぎて常用できないというお客さんも多いかもしれません。
常用しなくてもいいかなと思っています。
通常はHPあたりのオイルを使用していてたまにHPウルトラを使用してもいいと思っています。
(こういう使用方法がいいかメーカー技術の方に聞いておきます)
とくに新品の機械を購入した時などにお勧めだと思います。
容器が調合容器付のものになっていますが、私としては少しでも価格が安くなるようにボトルタイプでもよかったのではと思っています。
下ボトルタイプ

このタイプの蓋(キャップ)青矢印はキャップ擦り切れ一杯で約20ccになります。
そうなんです。ガソリン1リッターにキャップ一杯のオイルで50:1になるのです。
オイルに関して言えばチェンオイルのSynthPlusの5Lを販売してほしいです。
SynthPlus1Lはすでに販売されていますが、これなかなかいいオイルです。
恥ずかしい話、今までこのオイルの良さをあまり知りませんでした。
チェンオイルは安いものでいいという考え方しか持っていなかったからです。
これはお客さんから教えてもらいました。
プロユーザーの方でたまにSynthPlusを買ってくれるのです。
仕事で使うのでこのSynthPlusは割高になるし常用できないといっていました。
しかし、新品の機械や新しくガイドバー、ソーチェンを下すときはSynthPlusオイルを使うということでした。
なぜと聞くと 他のオイルとは違うということです。
仕事ではチェンオイル支給されているようなので、わざわざチェンオイル買わなくてもいいのに自腹で1000円近くのお金を出して購入するので、本当にいいオイルなのだろうと思いました。
切れ味など違うとも言います。
仕事で使う方はやはり一斗缶クラスの量がなければコストの兼ね合いがあると思います。
しかし、スチールやハスクバーナチェンソーを使用していて使用頻度も高くなければ5Lクラスの量でいいでしょう。
(スチールとハスクバーナのチェンソーはオイル吐出量が少ないのでチェンオイルに高い性能が求められるかも)
実際当店で一番売れているオイルはスチールスタンダードクリーン4Lです。
(このオイルは国産石油メーカーのOEMです)
SynthPlus5Lが3000円前後だと違いの分かるお客さんだと売れると思います。
ハードノーズバーなどチェンソーアートバーなどにもいいと思います。
(チェンソーアートバーは植物性でなければダメなところもあります)
いや~、HPウルトラが販売されるくらいなら、SynthPlus5Lも入れてくれと言っていればよかったー。
それともう一つ両刃のヘッジトリマーに排葉プレートを付けるように頼んでいました。
できないと言っていたのですが・・・
これもバッテリーツール用で販売するようです。

今年のスチールは小物類の新製品が多く出てくるようです。
楽しみです。
お近くにスチール取扱店が無い方は購入が難しいと思います。
スチール取扱店が近くにあってもすべての商品を展示しているところは少ないので予め電話などで展示しているかどうか尋ねてからお店に出向いた方がいいかと思います。
また、スチール小物類はネット販売しているところもあるので探してみてはどうでしょうか。
誠に申し訳ありませんが当ネットショップではスチール小物類もネットショップにはアップしていません。
スミマセン。
▼HP Ultra説明HPウルトラは調合容器付のものしかないのかもしれません。
それではまた。
各メーカーの総合カタログはカタログ製作時にその商品が未発表であったり、またその関連商品はカタログに掲載されないことが多いです。
OEM商品などは、形が変わっていたり、OEM先が変わっていたりすることもまれにあります。
これはメーカーでも輸入して入荷した時点でわかることも多々あるようです。
本国からの変更の連絡はないようです。
各メーカーの今年の総合カタログもサイトで掲載されるようになると思います。
昨年は掲載されていたので、今年はまだ制作中なのかもしれません。
チェンオイルについては私もつい最近(1年ほど前まで)まで簡単に考えていました。
燃焼するわけでもなくそこまで気にしなくてもいいだろうと思っていました。
チェンオイルとうたっていればそれなりに考えて作られていると思っています。
ただ、ある業者さんでガイドバーを頻繁に購入するところがありました。(ローラーが良く壊れていたと思います)
そこは使用頻度がものすごく高く(250日以上使用しているかも)1.1mmガイドバーだったので仕方がないと思っていました。
使用していたチェンオイルはホームセンターの4L、1000円前後のチェンオイルでした。
ある時、他の造園屋さんからチェンオイルを変えたらガイドバーが壊れたと聞きました。
やはりチェンソーメーカーのチェンオイルがいいといっていました。
そこで、使用頻度の高い業者さんにチェンソーメーカーのチェンオイルを勧めてみたら、ガイドバーの購入が激減しました。
ガイドバーが売れなくなりました。(笑)
使用感を聞いてみても「よく分からない」ということでした。(笑)
ただ、良いものに変更したときは、その良さはあまり感じませんが、元に戻ると良さがわかるということもあります。
HPウルトラは実験室内で21日間の生分解率80%とという記述がありました。
また完全合成エンジンオイルという記述もあるので、合成エステル系の潤滑剤?
よく分かりません。
触媒マフラーに最適のようなので、触媒マフラーを搭載しているエンジンにいいかと思います。
HPウルトラについては、メーカー技術の方に問い合わせていますので後日またお知らせします。
それではまた。文章がとぎれとぎれですがすみませんでした。
(来客があったので)