すでに1か月近く経ちますが、最後の346XPが売れて販売終了になりました。
排気ガス規制があったこともあり、346XPは販売期間が短かったと思います。
15年前後の販売期間だったのではないでしょうか。
(発売開始1999年ころだったような気がする?)
発売当初を思い返すと、いろいろとありました。
次から次へと部品が改良され、何回くらい改良されたかもう覚えていません。
エアフィルターの形状、取付け、クラッチシューまわりの改良、ファンカバー・・・
前モデルが242XPで当時15500回転で回るエンジンで人気のチェンソーの後継機だったので、期待度も高かったのですが・・・
細かいクレームがたくさんありました。
救いだったのはパワーに関しては何も言われ無かったことです。
(最高回転数が242XPより低かったのでそこが嫌だった人もいましたが)
チェンソーをよく使う人で、242XPと346XPを複数台所有している人は、346XPの使いやすさにいち早く気付いていました。
振動が少ない。スプリング防振なので振動は少なくなっていました。
スプリングなのでフニャフニャするという意見もありましたが・・・
パワーバンドが広いので使いやすいという意見もありました。
242XPはショートストロークでしたが、それに比べて346XPはロングストロークだったからでしょう。
ただ、当時は私自身242XPがいいと思っていました。
しかし、ベテランというか木を倒すことがうまいと言われる人からは、346XPの評価が意外と高かったので、私もだんだん346XPを勧めるようになりました。
(評価が高かったのは、強烈なハスクバーナファンだったからかも[:楽しい:])
数年後いきなりの価格改定で、各販売店からブーイングもあったりしました。
(販売店さん、たくさん在庫していたんでしょうね~)
ウォルブロキャブからザマキャブに変わって調子が良くなったり。
(相性が良かったのでしょうね)
いろいろと細かい所を改良してきたので、数年前位からはほとんど不具合もない機械になっていたのではないでしょうか。
さあこれからまだまだいけるチェンソーでしたが、排気ガス規制で先進国では販売終了ということになります。
いやもったいないです。
お疲れさん。346XP





最後は550XPシリーズの箱に入れられてきました。
また思い出しましたが、いろいろ改良されていましたね~
ここまで覚えているということは、この機械よく売ったんでしょうね。
そしてよく修理もしたんだと思います。
良い機械だったからですね。
さて、ハスクバーナはこれから550XPです。
正直言うと当店ではあまり販売していません。
346XPと550XPは併売という感じだったので、346XPの方が550XPよりも売れていたからです。
(並行輸入の550XPの少なからず原因はあると思いますが)
550XPの不具合情報は少ないと思います。
(まだ各販売店の販売量が少ないからかも[:楽しい:])
不具合情報当店に入ってきていますが、ブログでは公表できません。
意外と並行輸入業者さんからチェックを受けているようなので・・・
(他の同業者の方からご指摘を受けました)
ハスクバーナ550XP意外と不具合少ないかと思います。
これは、スチールでもその傾向があると思います。
他のメーカーも細かい不具合は少なくなってきているような気がします。
経験値が上がっているということもあるかもしれませんが。
コンピューターが大きく影響しているのではないでしょうか。
設計や強度計算などもコンピューターでやっているでしょうし、スパコンとまでいかないにしてもいろいろシュミレーションしていると思います。
今まで新発売の機械はいろいろ不具合があったりしたものですが、最近は少なくなってきたような気がします。
極端に弱い部品などあまり見かけません。
スチールのMS241チェンソー電子制御のやつですが、当店では1台だけ初期不良がありました。
それ以外、修理は無いといっていいです。
(物理的破壊修理はあります。トラックで踏んだなど)
電子制御のチェンソーは最初ビクビクしながら販売していましたが、今では自信を持って販売しています。
MS241なかなかいいです。少し重めですが・・・
話がそれてきました。
ハスクバーナ346XPチェンソーお疲れ様でした。
さらば、346XP。
※追伸、
346XPNewEditionはもうしばらく併売するようです。
やっぱり初期方が調子いいですねー
燃料タンクのエアベンドだけしっかり清掃してやれば問題ないと思います
ハスクに限らず、キャブレターはザマよりワルボロの方が調子がいいと思います
特にマルボロの日本製
温まってくればシンガポール製もよく回ります
メキシコ製 タイ製、中国製はイマイチですかね