今回のブログ記事も書こうか書くまいか。 ずいぶん迷いました。
気分を害する人もいるかもしれないし、いらぬ敵を作るかもしれません。
ただ、私が考えている販売と修理の関係を皆さんに知ってもらいたいので書くことにしました。
小型機械の修理だけで生計を立てるのはかなり難しいと思います。
少し語弊があるかもしれませんね(笑)
小型機械でもすごく高価なものであれば修理だけで食べていけるかもしれません。(修理代が高くても買うよりはやすくなる)
または、かなり専門的な機械の場合などもそのメンテナンス修理で食べて行けるかと思います。
車の修理屋さん、修理工場はたくさん見かけますが、バイクの修理屋さんはどうでしょうか?
純粋にバイクの修理だけというところはあるのでしょうか?
ほとんどのお店がバイクの販売もしていると思います。
機械の単価が安くなればなるほど修理だけで食べていけなくなると思います。(私の独断と偏見かもしれませんが)
[:イケテル:]
チェンソーなどの小型農林業機械は車などより故障が多いと思います。
小型なので部品も小さくまた、軽量化もしなければならず、しかもエンジンはフルスロットル。
ここまで酷使すれば、故障が多いのは仕方がないでしょう。
チェンソーを販売するには修理というアフターサービスが必ず必要になります。
修理が出来なければチェンソーを販売することは難しいと思います。
プロ機だとなおさら難しいでしょう。
修理ができない、修理をする手段がない(修理を委託する事も出来ない)というのは私が思うにその販売方法は問題がある。お客さんに迷惑をかけるのではないか思います。
ただ、こういう風に思っているのは私だけかもしれません。
エンドユーザーの方の中には機械に詳しい方もいます。
アフターサービスなど必要ないという方もいるかもしれません。
そうなるとできるだけ安いほうがいいでしょう。
ノークレーム、ノーリターン、ノーアフターでもいいという方もいるでしょう。
そういう方を対象に商売をしてもいいと思いますので、そういうお店があってもいいかもしれません。
注意は必要だと思います。
販売する側は、アフターサービス面倒見ることができないのに、面倒見るように装う。
(オークションみたいにノークレーム、ノーリターンと明記していればわかりやすいと思います)
購入する側、価格だけで購入する店を決めてしまう。
機械は必ず壊れる。必ずメンテナンスが必要になる。チェンソーなどの機械は危険が伴う。
ということを忘れないでください。
※この業界では、他店購入の機械修理は嫌がられることが多いかと思います。
それは、最初に書いたように修理だけでは商売が難しいからです。
販売もしなければ食べていけないかと思います。(少し生々しいですかね(笑))
先日、ネットショップだと思うのですがメールで修理を請け負ってくれという依頼がありました。
面識もないので、返信しませんでした。失礼しました。
業者価格で修理してくれということでした。(たぶん安く修理してくれということだと思いました)
業者価格で修理することもあります。(卸修理)
ただ、それは機械本体を当店から仕入れてくれる販売店に対してのみその価格体系でやっています。
修理で上げる利益と機械販売で上げる利益どちらが大変か
(ご想像にお任せします)
もし、販売業者さんに修理だけを請け負ってほしいと言われた時は、修理代金多く貰わないと・・・、厳しい状況になりますね。(忙しくなる)
たぶんこの販売業者さんはいろいろな所の修理屋さんに依頼しているかもしれません。
修理代金値切らないでくれることを願います。(修理屋さん意外と大変ですので)
当店がもし修理だけを請け負うなら、ハスクバーナが推奨している修理工賃体系ならばやってもいいかなと思います。
※ハスクバーナが試算した修理工賃体系
修理だけでも利益が出るように計算したそうです。
修理は意外と経費が掛かります。
投資しなければなりません。
工具の購入、専用工具などいろいろとあります。
PCも必要ですし、勉強するためにメーカー技術講習会に参加したりいろいろとあります。
もし、修理専門の人を雇い育てていくとなるとどれくらい投資しなければならないのか。
最初から修理技術のある人を雇うにはある程度の給与を用意しなければならないでしょう。(技術を持っている人が、少なくなってきているような気がします)
販売が良くて修理は面倒だ、というような感じになってきました。(笑)
しかし、修理も私は良いと思っています。
修理をするとその機械のことが良くわかってきます。
データが蓄積されていきます。
これが、販売するときに大きな手助けになります。
このクラスの機械はこのメーカーならここがいいとかここが悪いとか。
お客さんの使用方法ならここが強いこれがいいとかいろいろなアドバイスができます。
これが信頼につながったり、長いおつきあいにつながっていくと思います。
まれに、アドバイスを受けるだけ受けてその機械を安売り店で買う方もいますが・・・(笑)
ただ、この場合は長いおつきあいは出来るでしょうか・・・できたとしても、修理代金が高くなる可能性は否定できません。
(お店によっては修理を拒否するところもあるでしょう)
私は、機械を買いに来たお客さんとは良く話すようにしています。
そしてお勧めの機種を何種類か提示します。
安いのを買いに来て高いのを売りつけることもあります。(笑)
ただ、高いのを買いに来て安いのを売ることもあります。
(最近は安くてもいい機械があるのでこちらの方が多くなってきている)
修理をするお店は機械のいい点、弱点を知っているということです。
ただ、残念なことに私も含めてですが、すべてのメーカーすべての機械に精通している人はいないと思います。
それと修理の腕はピカイチでもしゃべらない人は残念かもしれません。
いろいろな情報を持っていてもそれを使わなければ、知らないことと同じだと思うからです。
なんか支離滅裂になってきましたので、今日はこの辺で。
4~5日にわたって書き溜めたものなので話が飛んでいてわかりにくかったと思いますがご勘弁を
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2013-09-06
修理
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