特殊な専用工具は滅多に出番がありません。
まあ、出番が多ければ逆に機械に問題があるのですが(笑)
ただ、出番が少ないだけにいろいろな機種に使えるようになっていればいいのですが・・・
特殊専用工具だけに互換性は非常に少ないです。
この工具も特殊で専用性が高く数機種にしか使用できないと思います。


アルミ削り出しで、手間暇はかかっていると思います。
工具としては良い値段になります。
(ただ、かかった手間暇を考えるとかなり頑張った価格だと思います)
ある機械の点検修理でどうしても調べたいことがあり、所有していたフランジが使えるかと試したのですが、ダメでした。(笑)
そこで購入したというわけです。

調べなければ気が済まないたちなので(笑)
話は変わりますが、あるメーカーの営業部長さんから言われたのですが、
良い修理屋、修理の腕がいい修理屋はエンジン音や経験で修理個所を特定し、むやみにキャブレターなど分解しないで修理時間を短縮する。
いよいよ、ここしかないという時に分解するのが良い修理屋だと言われました。
確かに時間をかけずに修理台数をこなせば、仕事のスピードも上がり利益は出やすくなると思います。
なるほどと思いましたが、私の修理の対し方と違うなと思いました。
私は、少しでもおかしいかなと思えば出来うる限り、分解して目視することを選びます。
経験的にエンジン音だけでこのあたりがおかしいと思うことはありますが、目視することを心がけています。
たまに、面倒で手を抜くことがあるのですが・・・、大丈夫だろうと判断したときに限って分解しなかったことを悔やむときがあります。
今回の修理も経験的には大丈夫だと感じていましたが、念のため調べるだけは調べようと思い、数千円の工具を購入しました。
この工具次回使うのはいつになることやら(笑)
使わない方がいいのですが、何故かというと故障が少ない機械という事になるので(笑)
今回、この工具を使用して点検したところ、問題はありませんでした。
ただ、電気的な不調と判断したのですが、はっきりこれこれこういう訳でここが不調だと断言できなかったことが少し心配です。
部品交換したので、様子を見てもらっています。
圧漏れもなかったので、問題があったとしても大事には至らないと思います。
修理は、性格が反映されるかと思います。(笑)
私は修理のスピードが遅い方かと思います。(笑)
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2016-01-28
修理工具
> 修理についてユーザー視点では、
> 修理から戻って来た=完璧な状態
そうなんです、新品になっていると思う方がいるのも事実だと思います。(笑)
修理がうまくいけば、新品に近い状態まで回復することもあります。
ただ、修理は金銭的な兼ね合いも出てくるので、交換したいと思う部品をすべて交換することができないケースもあります。
(修理代金と新品機械の代金がちかくなってくるので)
接客する人と修理する人が同じであれば、修理が済んだ機械がどのような状態なのか説明することができますが、接客と修理が別々の人であればその説明は無理です。
ですから、私の考えとしては接客する人と修理する人は同じであるほうがいいと思っています。
あくまでも私の考えです。(笑)
こんにちは、コメントありがとうございます。
> 部長さんの言われるよい修理屋さんになるには
> 数多くの無駄と失敗を許される 寛容な環境が必要なのです。 難しいです。
> それでなれたとしても 定年寸前だったりするかもしれませんね。 結局安い新品を売るのが合理的という。
実は私は、シビアな環境かなと思っていました。
修理台数をこなす=時間にシビア。
失敗を許されるというところは、そうかもしれません。時間に追われると点検個所は少なくなるかもしれません。
点検個所が少なくなれば、失敗は増えると思います。
私は、自分の感覚に頼り修理個所を特定しますが、出来るだけ目視、テスターを使用するという事を心がけています。
自分の感覚を信用しないようにしています。(笑)
エンジンの音でおおよそのエンジン回転数見当が付きますが、エンジン回転数を計測するときは必ずデジタル回転計を使用します。(当たり前だよという声が聞こえてきます。(笑))
経験は重要なファクターですが、専用工具やテスターなどの特殊工具があれば十分に対応できると思います。
コンピュータ制御の機械になると経験が通用しなくなります。(笑)
テスターは必需品だと思います。
機械の進化に必死で付いていく毎日です。(笑)