前回紹介したガイドバー

これらのガイドバーは1.3mmゲージ(.050)になります。
お客さんの中には、1.5mmゲージのガイドバーを探している方がいます。
スチールチェンソーには、1.3mmゲージか1.6mmゲージのガイドバーしかないので1.5mmゲージのガイドバーはなかなかありません。
MS261チェンソー用に作ってもらった1.5mmゲージのガイドバーです。
▼スチールチェンソー用1.5mmゲージガイドバー1.3mmと1.5mm差は0.2mmです。
たったこれだけの差で、ドライブリンクが収まりません。
販売店の立場としてあまりお勧めできないことですが・・・
私の経験上の話ですが、1.3mmゲージのガイドバーに1.5mmゲージのソーチェンを取付けて使用している方もいます。
新品のガイドバーとソーチェンでは取り付けできないのですが、ガイドバーが古くなってくるとバーの溝も摩耗して広がってきます。
そうすると、1.5mmゲージのソーチェンがバーの溝に収まることもあります。(笑)
収まりさえすれば問題なく使えるようです。
先端交換式だとローラーの部分に問題が出てくるような気がしますが・・・
実は1.3mmゲージと1.5mmゲージの先端交換式のローラーは実は同じ溝幅なのです。
1.3mmゲージの先端交換式ガイドバーは新品でも先端のローラー部だけは、1.5mmゲージのソーチェンが収まります。
ソリッドの金属部分だけの溝が1.3mmなだけです。
しばらく、ピクセルチェンで使用して、将来的には21BPタイプで使用するという使い方もできるかもしれません。
本来このガイドバーは.325ピッチ-67コマになりますが、66コマでもギリギリ使用できます。
21BP-66コマというと他メーカーのチェンソーでも良く使われているソーチェンになります。
ソーチェンの管理が簡単になるかなと?
ピクセル(95VP)-66コマのソーチェンも他メーカーチェンソーで使われているので、ソーチェンの互換性としてはあります。
ガイドバー自体も1枚物の鉄板を削りだしているタイプなので、耐久性は高いと思います。
ピクセルチェンを使用して、長持ちすると思います。
長持ちすれば、21BPが使えるかも(笑)
もう一つの考え方は、ソーチェンのドライブリンクが1.3mmであればいいという事です。
林業家の方はピクセルのカッターより21BPのカッターを好む方もいます。(アサリが大きい)
20BPというソーチェンがありますが、カッターは21BPと同じでドライブリンクが1.3mmなだけです。
また、スチールにもRMC.325の1.3mmゲージのソーチェンがあります。(これを使用するなら純正の1.6mmをそのまま使用したほうがいいかな(笑))
ピクセルには角刃がありませんが、20シリーズには20LPという角刃もあるので、角刃も試すことができます。
角刃を好む方にも対応できます。
カッティングシステム業界は大きい出来事があり、それの影響かどうか新商品が各メーカーから出てくると思います。
強度が高く軽量なガイドバーが出てくるでしょう。
楽しみです。
すでにスチールからは、大型中型チェンソー用のソリッドで軽量なガイドバーが出ています。
MS661、MS441などに装着するのに適していると思います。
それではまた。
コメントの投稿