
新ダイワE2025Tチェンソーの標準ソーチェンは25APタイプになります。
1/4ピッチ、1.3mmゲージです。
このソーチェンは小型チェンソーやチェンソーアートのカービングバーなどの特殊な用途で使用されることが多いです。
利点としては、切り口がきれいになる。(ただ、ソーチェンなのでノコギリや鉈などと比べると切り口はささくれます)
非力なチェンソーなどでも切れ味が良くなる。(パワーのあるチェンソーでは逆に切削スピードが落ちる場合もあります)
欠点としては、ソーチェンが脱線しやすい。ソーチェンが伸びやすい。目立てが大変になる。
などがあげられます。
排気量25ccクラスのチェンソーであれば、25APが切れ味的には良いのかもしれません。
ただ、海外ではこのクラスのチェンソーでも3/8ピッチ、1.3mmゲージまたは1.1mmゲージのソーチェンを標準仕様としている方が多いかと思います。
オレゴンからパワーシャープという商品も出ているので、これも面白いかなと思います。

ただ、国内では排気量25ccクラスチェンソーは、25APだけしか用意されていません。
本体のスプロケットが1/4ピッチしかないのです。
海外では3/8ピッチがあるので、それを使用すれば3/8ピッチのカッティングシステムに変更できます。

新ダイワE2025Tチェンソー用のスプロケットです。
左が3/8ピッチ、右が1/4ピッチです。

3/8ピッチを取付けてみました。

国産小型チェンソー用のパワーシャープ10インチです。
これを取付けることができるようになります。
目立て5~10秒で終了するので、便利だと思います。
通常ソーチェンと、パワーシャープソーチェンの切れ味を比較すると新品(または目立て後すぐ)だと通常ソーチェンの方が切れ味は良いと思います。(切削時間は大差ないと思います)
目立てがうまく出来ない方や目立てが面倒だという方が、ダメージのある通常ソーチェンで(目立てが必要なソーチェン)作業をするよりは、パワーシャープで5~10秒目立てをして作業する方が遥かに切れ味は良いと思います。
※目立てがイマイチのソーチェンで作業するより、パワーシャープで作業したほうがいいかと思います。
パワーシャープ侮れません。(笑)目立ての手軽さはすごいです。
ユーチューブなどでも紹介されているのでご覧になってみてはいかがでしょうか。
新ダイワE2025Tチェンソー以外でもオレゴンパワーシャープ使用することができます。
小型チェンソー、ゼノアG2501シリーズ(こがる)、新ダイワE1327Tシリーズ、共立CS260Tシリーズです。



左からゼノアG2501用、やまびこ(E1327T、CS260T)用、新ダイワE2025T用(共立CS251T用)
スプロケット交換は難しそうに思うかもしれませんが、電動インパクトドライバーがあれば簡単に交換できます。
ゼノアこがるシリーズは古いタイプだとクラッチシューを外すのに特殊工具が必要になりますが、G2501くらいからはクラッチシュー自体に六角が切ってあるので特殊工具は必要ありません。
やまびこシリーズはどうだったか特殊工具が必要だったか?記憶があいまいです。(笑)
新ダイワE2025Tチェンソーは特殊工具なしでクラッチシュー取り外せます。
電動インパクトドライバーがない場合はピストンストッパーが必要になります。
それと注意点ですが、クラッチシューは逆ネジです。クラッチシューを取り外すときは、右回しになります。
目立てに自信がない、目立てを簡単に終わらせたい、と思っている方にオレゴンパワーシャープはなかなかいい商品だと思います。
▼小型チェンソー用オレゴンパワーシャープこちら▼オレゴンパワーシャープこちらそれではまた。
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