もう、発売から数か月たつかと思いますが、やっと順番が回ってきた感じです。(笑)
スチールMS150やMSA160チェンソーなどで使用しているソーチェン皆さんご存知かと思います。
世界最小ソーチェンです。
最小なので切り口がきれいだったり、軽量で切れ味が良く、小型チェンソーに最適なソーチェンです。
カービングバーなどで使用すると先端が細いので、剪定やチェンソーアートなどにも最適なソーチェンです。
今回は剪定などに使用する小型チェンソー用のガイドバーがサムライから発売です。
※カービングバーはすでに発売されています。
▼こちら
そして今回先端がローラータイプのものが発売になりました。
カービングバーと比較すると価格が安く、チェンソー本体とソーチェンに対する負荷も少ないかと思います。




外形のデザインはほぼ同じと思われます。
大きく異なる点は、ガイドバーマウント部です。
他社製小型チェンソーにも取り付けられるように、マルチマウント(ユニバーサルマウント)になっています。
ガイドバーの外側厚みはスチール純正ガイドバーと比較して0.1mmほど厚いです。
(私自身がノギスで計測したので正確な情報ではありません)
ほぼ同じと言っていいかと思います。
金属の材質など異なる点など分かりません。
ですから強度などの点もどちらが優れているかわかりません。
(昔から言われていることですが、スチールのガイドバーは強度が高いと言われています)
両社のガイドバーとも軽量で、それなりの強度だとは思います。
質量からすると両社とも華奢に感じてしまいますが、取付けを想定しているチェンソーが排気量25cc以下という事を考えると問題ないと思います。
サムライLowKickBack(LBK)バーは、マルチマウントです。
いろいろなチェンソーに取り付けることができます。
以前のブログにも書きましたが、スチール最小ソーチェン1/4ピッチ、通常25APソーチェンも1/4ピッチですが、スプロケット(クラッチドラム)の歯車が微妙に異なります。
▼以前のブログこれくらいの差であれば問題ないレベルだと言えるかもしれません。
実際、ものすごく摩耗して傷んでいるスプロケットを使用する方が、ずっと危険だと思います。
そのような摩耗したスプロケット使用している方はたくさんいます。
(説明を聞かず使用している方や、行きつけの修理屋さんがない)
他社製チェンソーで使用する場合でも排気量が25cc以下クラスで使用することがほとんどだと思うので、パワーがあるわけでもなし、大丈夫だと思っています。
(ただこの件に関しては、自己責任にてお願いします。)
スチール最小ソーチェンの切れ味、フィーリングの良さは評価が高い所です。
サムライLBKバー面白いかもしれません。
▼サムライローキックバックバー


こんな感じになります。
サムライLKBバーの販売元のハリマ興産さんへ聞いてみたところ、今のところスプロケットが原因と思われるソーチェンの破断はないとのことでした。
各メーカーのチェンソーでも純正部品を使用していても作業内容、使用状況でソーチェンは破断することがあります。
メンテナンス不足や過酷な環境で使用することの方がソーチェンやガイドバー、チェンソー本体に与えるダメージは大きいかと思います。
我こそはチャレンジャーという方に、スチール最小ソーチェンの切れ味を試してほしいですね。(笑)
出来れば、チェンソー本体はスチールの方が安心だとおもいます。
それではまた。
続く
スチール最小ソーチェン、切れ味の評判は良いですよ
ただ、25APタイプと比較するとすべてが小さくなっているので、強度的には落ちるかと思います。
しかし、排気量25cc以下のパワーであれば問題ないと思います。
面白いと思いますよ。(笑)