スチールは最近、販売終了になった旧機種を復活販売しているケースが多いかと思います。
もう、数年前になりますがMS170C-Eを当時29800円という価格で販売しました。
業界、市場に激震が走りました。スミマセン言いすぎでしょうか。(笑)
ただ、スチールというブランドをよく知っている方からは、何でスチールがこんなに安いのかとか、偽物じゃないのかとか聞かれました。(笑)
それくらいの衝撃だったと思います。
当時私はこの安売りに対して賛成ではありませんでした。(笑)
スチールのブランドイメージが悪くなるのではないかと思っていたのです。
また、せっかく能力の高いチェンソーを購入しようと思っている方が、廉価版に流れてしまうと心配しました。
でもそれは、杞憂に終わりました。(笑)
ハーレーに乗る人が、原付に乗ることもあります。
しかし、ツーリングに行くのに原付で行くことはまずないという事です。(笑)
チェンソーも同じで、安いチェンソーを買っても、プロの方はプロ用チェンソーも使うという事です。
用途によってチェンソーも使い分けるという事なんです。
逆にプロの方にも選択の幅が増えてよかったという事になります。
(所有するチェンソーのラインナップが増えて、作業内容に合わせて使い分けることができる)
ここ最近ですが、下写真の刈払機も出ました。

最近と言っても1年以上前くらいになると思いますが(笑)
そしてチェンソーも

MS250C-BEチェンソーも復活販売されています。
販売終了になった機械を、復活販売することには賛否両論あるかと思います。
ちょうどこの時期のモデルチェンジは、排気ガス規制に当たっています。
旧型機種は排気ガス規制をクリアしていない物になると思います。
排気ガス規制クリアしていない物を販売していいのかと思うかもしれませんが、総量規制というものがあって、メーカー全体で他機種の排気ガス規制の機械が多く売れていて、その分の貯金があれば少し排気ガス規制をクリアできていない機械も販売できます。
しかし、チェンソーや刈払機は市場が小さいのでそこまで心配はしなくても・・・
確かに環境汚染はしっかり考えなければなりませんが。(市場で使われている古いチェンソーすべて入れ替えることは難しい)
復活販売のメリットは?
普通新型の機械は、軽量化されていたりパワーアップしていることが当たり前です。
ただ、ここでまた排気ガス規制です。
新型排気ガス規制エンジンが複雑になり質量横ばいまたは増えているといっていいです。
パワーは何とか同等と言えると思います。(レスポンス等で劣るケースもありますが、コンピュータ制御で上回っている機種もあります)
質量、パワーアップ度が普段の新旧交代に比べて、差が少ないのではないかと私は思っています。(あくまでも私の感想です)
そして、旧型は長い間販売されてきました。
悪い所は改良されて、信頼性がアップしていることが多いです。
そしてもう一つ、販売店というか修理屋が持っている情報のデータが多いという事になります。
何かというと販売店自体も長い間販売して修理している機種になるので、その機械に慣れているという事です。
機械を販売するときも、注意点等を熟知しているし、修理に関しても熟練しているという事です。
販売店としては安心できるという事です。(笑)
ただ、私は新しいものが好きなので、新技術とか聞くとワクワクするたちなので、新型のコンピュータ制御が良いですね(笑)
コンピュータ制御まだまだ進化の途中なのでこれからなのかもしれませんが、排気ガス規制、パワー、レスポンス高いレベルで両立させると思います。
あれ、復活販売についての話が、コンピュータ制御の話に(笑)※新技術のことが好きなので(笑)
復活販売、新技術は搭載されていませんが、道具としての信頼性高いと思いますし、価格も手ごろだと思います。
アフターサービスも修理屋のデータが豊富なのでいいかもしれませんね。(笑)
お客さんにとって、選択の幅が広がるのは良いかもしれません。
販売店のデメリットとしては在庫の種類が増えて大変かな。(笑)
メーカーのメリットとしては新型機種を出すよりも、部品管理がやりやすいでしょうね。(笑)
(価格が手ごろになる一因かもしれませんね)
それではまた。
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