数年前、バッテリーツールが出た後、しばらくしてブログで、家電メーカーがバッテリーチェンソーを作り出すのかもしれないと書いたことがあります。
パナソニック製チェンソー、ソニー製チェンソーとかが発売されるかもとか書きました。
半分は冗談でしたが・・・あり得るかもと思ったりもしていました。(笑)
しかし、モーターにソーチェン着けて回せるようにするだけで、いいチェンソーはできないことに気が付きました。
お客さんから教えてもらいました。(笑)
バッテリーチェンソーが今はいろんなメーカーからたくさん出ているようですが、一流チェンソーメーカーのバッテリーチェンソーは使いやすさが違うといいます。
造園屋さんなのですが、いろいろな機械を長年使用してこだわりのある方なのでその造園屋さんのいうことは、いつも納得させられます。
また、その方がこれはいいよというものを仕入れて他のお客さんに勧めてみると、評価が高いことが多いです。
そのお客さんから、チェンソーなど使いやすい使いにくいのノウハウがあると教えていただきました。
私ら販売店にはわからない微妙な使いやすさやなど、現場で作業される方々は感じているようです。
モーターにチェン着けただけでOKな訳ではないということを再認識させてもらいました。(笑)
最近は当店舗でも一般のお客さんが増えてきました。(まだプロの方が多いですが)
造園屋さん、植木屋さん、林業家の方が、当店を一般の方に紹介してくれているのです。
プロの業者さんの宣伝は説得力があるようです。(笑)
宣伝能力高いと思います。
切れるチェンソー、草刈機、ヘッジトリマーを使用していると一般の方がそのチェンソーは良く切れますねとか話しかけてくるそうで、その時に当店を紹介してくれるようなのです。ありがたい話です。
話が横道にそれました。
実は3月16日メーカーの会議がありました。
新しいバッテリーツールの新商品説明会です。
また新たなシリーズというかクラスにバッテリーツールを投入してきます。すごいです。(笑)
その説明会でも言っていたのですが、数年後にはバッテリーツールのシェアはかなり大きくなるだろうということを言っていました。
実は私も最近強くそう思うようになっていました。
特にヘッジトリマーとトップハンドルチェンソー(小型チェンソー)、これらは早いうちにエンジン式から入れ替わるのではないかと考えています。
カジュアルユーザーだけでなくプロユーザーもです。
今まで当店は、バッテリーヘッジトリマーやチェンソーはカジュアルユーザーや特殊なプロユーザーにしか販売していませんでした。
使用時間(バッテリー持ち時間)がネックになっていると考えていたからです。(勝手な思い込みでした)
その方たちのバッテリーツールに対する評価は高かったのですが・・・バッテリーの持ち時間を考えるといろいろなお客さんに勧めることを控えていました。(特殊な作業環境のお客さんだけに勧めていました)
ところが最近は造園屋さんも音がうるさいとか排気ガスがくさいとかのクレームを言われることが多くなり、バッテリーツールを購入する方が少しずつ増えてきました。
購入していただいた、プロの造園屋さんの評価が意外といいのです。
バッテリーヘッジトリマー、結構長く使える、バッテリー1個で午前中持つ時もある。
2個バッテリーがあって電源が確保できれば充電しながら、エンドレスで使える。
音が出ないだけでなく、振動も少ない、排気ガスもないので、作業者に対してもかなりいいということでした。
すべての造園管理の仕事にいいというわけではありません。
当然公園などの広大な植木を延々と剪定していくにはまだまだバッテリーの持ち時間が足りないかと思います。また充電するための電源も確保しにくいかと思います。
作業内容によってものすごく有効なケースもあるということです。
しかもそれが、私の想像を超えるほど使えるということなのです。
剪定をするプロの造園屋さんの評価が良ければ、これは我々販売店も俄然自信を持てます。
バッテリーの持ち時間が思ったよりも長いということが一番大きいです。
これはヘッジトリマーという機械の作業内容がバッテリーの持ちを良くしているのだと思います。
そしてトップハンドルチェンソーこれも私が思っていたよりも、長く使用できるようです。
高所作業で使用するトップハンドルチェンソーは、バッテリの持ちがいいようです。
確かに高所作業はエンジン式でも小型チェンソーで作業することが多いですし、そのチェンソーも燃料タンク小さいので、それを考えるとバッテリーの持ちもいいだろうと予測できます。(エネルギーの消費少ない)
バッテリーチェンソーは高所作業に最適だと思います。
メーカーさんとしてはトップハンドルチェンソーを充実させた方が、早くバッテリーチェンソーを浸透させるのではないかと思います。
なぜ高所作業にあっているか。
★高所でスターターロープを引かなくていいのです。
★スロットルを離すと無音になるのです。作業中も音は小さい。
★作業中に排気ガスを吸うことがない。
この三点がいいということです。
足場の悪い高所でエンジンかけるためにスターターロープを引くのは大変なのだそうです。
無音になるということも、他の作業者の方とコミュニケーションとりやすいということです。
下から他の方が声をかけても聞こえやすいそうです。
また、朝早くても作業がやりやすいとも言います。
そして高所作業は枝葉が多いところで作業することも多く、エンジン式だと排気ガスがこもるらしいのです。
風がない時などは、排気ガスで気分が悪くなることもあるらしいのです。
そういうことをお客さんから聞いていると、私は5~10年でトップハンドルチェンソーはバッテリーチェンソーが大きくシェアを取っているのではないかと思うようになりました。
枝を切る作業なので、大きいチェンソーでなくてもいいということが、バッテリーにも適しています。
エンジン式でもトップハンドルチェンソーはサイズが数種類あるので、バッテリーチェンソーでも大中小と三種類くらいラインナップが増えるといいと思っています。
バッテリーチェンソーは高所作業用から攻めていくといいと思います。(あくまでも私の考えです)
パワー的に全く問題ないですし、質量も軽め、スターターロープを引かなくてもいい、音が静かで他の作業者とコミュニケーションがとりやすい、バッテリー2~3個あれば一日作業できると思います。(大きい枝で負荷がかかりそうな場合はバッテリー切れになるかもしれませんが)
高所作業でも作業内容がいろいろとあるので、ラインナップを増やしてほしい所なのです。
大木の枝を切る場合などは、パワーを重視したチェンソー、街路樹などの剪定で数をこなす場合は、出来るだけ軽量のもの、家庭の植木を軽く剪定するには、コストパフォーマンスが良い物、ソーチェンも植木を傷めにくいものなどいろいろと種類があるといいと思っています。
(エンジン式トップハンドルチェンソーにはラインナップがいろいろある)
これらのことは、私が想像して考えたものではなく実際現場で作業する方からの意見になります。
(多少私の想像も含まれているところがありますが、(笑))
バッテリーツールのメリットデメリットは確かにあります。
作業内容によってメリットデメリットの感じ方は変わってきます。
今回のことも実際に現場で使用した方、しかもプロの方の意見、エンジンチェンソーとの比較もしてくれての意見なので、本当にありがたいです。
これは、対面販売の大きなメリットだと思います。
このほかにもいろいろと情報聞いてますけどそれはまた別の機会に(笑)
数日間に分けて書いたので、重複している所もありますがご了承ください。(笑)
●ブログランキング
▼人気blogランキングへ←ブログランキングへ登録しましたのでよろしければクリックしてください。
(応援お願いします)
※ブログランキングではアウトドア、薪ストーブ、チェンソーアートなどのブログを数多く紹介しています。
@
2017-03-24
バッテリーツール
[C1363]