
上記写真、上からスチールPD3、PS3、トライリンクセイバー
PD3はソーチェンの中でも少し変わっていて超鋼チップがつけられています。
切れ味的には通常ソーチェンより若干落ちるようですが、切れ味の持続性、耐久性の高さは木を切るソーチェンの中では一番でしょう。
PS3は3/8ピッチ1.3mmゲージのソーチェンの中では切れ味一番いいのではないかと私は思っています。
パワーがないチェンソーの場合はオレゴンの91PXチェンの方が切れ味は良くなりますが、排気量35cc以上ではPS3が一番切れると思います。
そして、セイバーチェン、実店舗のお客さんからの評価は悪くありません。
切れ味もそんなに悪くはないようです。
切れ味の持続性もPS3より少しいいかなと感じるそうです。
セイバーはクロムメッキの上からチタンコーティングしているので、そのあたりでダメージに強いのかもしれません。

1か月ほど高所作業で使用したセイバーチェンです。
耐久性で言えばPD3チェンですが、価格が高いし、目立てもダイヤモンド砥石で機械研ぎになります。
セイバーは当店ではスチール、オレゴンよりも安く価格設定していますし、目立ては普通の丸ヤスリで出来ます。
何人かのお客さんはリピート購入してくれています。
突っ込み切りがしにくいという事も聞きました。

少しカーブしているようです。
一番上の写真のセイバーチェン横から見てもカーブしているように見えます。
セイバーチェン新品時食い込みが甘いという意見もありましたので、このあたりが影響しているのかもしれません。
また、一度目立てをした方が切れ味も良くなるという意見もありました。
カーブしているのはキックバック低減のためであるかもしれません。
ネット上でもカシメが甘いという事が掛かれていました。

矢印部分他社製チェンと比較して若干甘いです。

カシメが甘いからなの赤い矢印、ドライブリンクとタイストラップのところに隙間があります。
他社製ソーチェンに隙間がないのかと言われると絶対にないとは言えません。
多かれ少なかれ隙間はありますが、あくまでも私の感じ方ですがセイバーは隙間が他社と比較して少し広いような気がします。
そのせいかどうかわかりませんが、下写真

右がスチールPS3チェン
左がセイバーチェン
切断面はセイバーの方が粗いです。
カッター形状で粗くなったのかもしれませんが、カシメの甘さからくるカッターの遊びが多いので、切断面が粗いのか?
たぶん、カッターの形状からくる影響だと思います。
トライリンクは製造工場が中国なので、製品品質が安定していないような感じを受けてしまいます。
私自身、オレゴン、スチール製のソーチェンと比較すると差があるように思います。
ただし、ソーチェンが破断したとかカッターが飛んだとかいうことは今のところ聞いていません。
お勧めのソーチェンと使用するお勧めのチェンソーは、ハスクバーナ135eチェンソーあたりでしょうか。
排気量35~40ccクラスのチェンソーでオレゴン91PXチェンの代わりに使用するといいかと思います。
91PXチェンはパワー小さい排気量30cc前後のチェンソーに合っていると思います。
排気量35~40ccクラスのチェンソーで使用するには91PXチェンよりセイバーだと思います。
▼セイバー3/8 1.3mmこちら▼セイバー.335 1.3mmこちら▼セイバー.325 1.5mmこちら※トライリンクの工場は中国にありますが、開発設計はアメリカです。
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