お待たせいたしました。やっと入荷しました。(笑)

当店では、6種類の長さを用意しています。
このガイドバーとソーチェンを取り付け、ベストマッチはゼノアのこがるミニかと思います。
排気量18ccなので、25APタイプのソーチェンでは厳しいものがあります。
サムライのミニチェンであれば、切れ味かなり良くなるかと思います。
参考までにこちらをご覧ください。
排気量30cc以下クラスのチェンソーにいいかと思います。
ゼノアG2551、新ダイワE2125T、などのチェンソーです。
それと、最近広まってきているバッテリーチェンソーなどにも最適だと思います。
ソーチェンは1/4ピッチ、1.1mmゲージなので、25APと比較してもかなり小さいです。
(詳細は当ブログ「各社ミニチェン、各社ガイドバー、考察」を検索してみてください)
ソーチェン小さいので、排気量が35cc以上のチェンソーで使用する場合は注意が必要かと思います。
傷んだスプロケットやガイドバーで使用するとチェンが破断しやすくなると思います。
このカッティングシステムを使用するにあたりメリットは、
1.切削スピードが速くなる。
2.ソーチェンの立ち上がりが早くなる。
3.ガイドバーチェンが軽いので、軽量化につながる。
などがあげられます。
デメリットとしては、
1.強度、耐久性が25APと比較して劣る。
2.ソーチェンのカッターが小さいので、目立てしながらの使用回数が減る。
3.目立て丸やすりが3.2mmになる。(4mm丸やすりが使用できない)
などがあげられます。
メリット、デメリットはありますが、小型エンジンチェンソー、バッテリーチェンソーに最適かと思います。
エンジンチェンソーだとエネルギー源の燃料消費はあまり気にならないかもしれません。(小型チェンソーなので)
しかし、バッテリーチェンソーだとバッテリーのもちも気になります。
バッテリーは長持ちすると思います。
なぜか?
同じ大きさの木を切ると早く切れます。
駆動時間が短ければ、バッテリーは長持ちするからです。
サムライミニチェンを試したいチェンソーがあります。
というより、試してもらいたいと思っています。
ハスクバーナT536LiXPです。
エンジンチェンソーと比較して、排気量30ccクラスの力があるといわれています。
標準仕様のカッティングシステムとサムライミニチェンでは、サムライのほうが切削スピードは速くなると予想しています。
耐久性はどうなるかです。
バッテリーチェンソーのほうがソーチェンスピードはエンジンチェンソーに比べて遅いので、スピードに対する耐久性は問題ないと思います。
使用時間の耐久性を知りたいです。
カッター自体が25APより小さいので、使用時間は短くなるでしょう。
最後まで目立てして使い切った時の時間が25APと比べてどれくらいか?
ちびてきたカッターは、536LiXPチェンソーのパワーに耐えられるのか?
まあ、しばらく使用してもらわなければ、何とも言えません。無責任かもしれませんが・・・(笑)
(私の予想では、たぶん大丈夫だと思っています)
▼サムライローキックバックバーこちらそしてハスクバーナT536LiXPチェンソーでこのシステムを使用するにはこちらが必要です。
▼スプロケットこのサイズのソーチェンはこれから必要になるかもしれません。
たとえ、バッテリーチェンソーやエンジンチェンソーのパワーが強くなって、大きいチェンをぶんぶん回せるようになったとしても
今度は小型軽量化にも進むでしょうから小さいモーターになりパワーはそこそこで軽いというチェンソーが出てくるでしょう。
そのようなチェンソーに必要なチェンになるでしょう。
世界No1チェンソーメーカーのスチールがミニチェンをラインナップに加えたということが・・・
ロードマップはできているかもしれません。
さて、問い合わせが数件来ているものがあります。
一件一件返信するよりここで返信、およびお知らせという感じで紹介します。
マキタの新型トップハンドルMUC254チェンソーには取付できません。
マウント形状は問題なく取り付けることができるのですが、ソーチェンの長さがガイドバー指定のコマ数では長すぎるのです。
大丈夫そうに見えてもギリギリなので、数回木を切るとソーチェンはおおむね伸びるので、たるみます。
その時に調整代が残っていないかと思います。
緩んだまま使用すると危険なので、やめておいた方がいいと思います。
マキタMUC353チェンソーには問題なく使用できます。
古いタイプのマキタバッテリーチェンソーにコマ数が合うかどうかは試していないのでわかりません。
(こちらは検証するつもりはありませんのでご了承ください)
マキタMUC254チェンソーにサムライローキックセイフティーバー自体はマウントが合うので、ソーチェンの長さを合わせれば取付できます。
各長さのガイドバーでどれくらいコマ数を減らせばよいか検証していません。
8インチは一コマ短くしなければなりません。
ソーチェンの長さを変更するのは、チェンソーのことに詳しくご自身のチェンソーの状況を完全に把握している方でないと管理が難しくなります。
プロの方でもご自身が使用しているソーチェンのタイプが何か把握していない方もいます。
当店では、ガイドバを加工してガイドバー指定のコマ数で取り付けができるようにします。
※加工したガイドバーはMUC204、MUC254チェンソー用と記載しています。



加工無しのガイドバーと加工有りのガイドバーで加工賃を加算しています。
ガイドバーに穴開けるのは、意外と難しいのです。
ガイドバーが硬いのです。
私が加工したガイドバーの穴も正確な位置に開いていません。
所有しているのは小型のボール盤ですし、いいキリを使ってもまっすぐ穴があけられません。
ガイドバーの構造上キリが若干逃げるのです(T_T)
加工賃を取るくせにと思うかもしれませんが、お許しください。
5000円以上するキリを使用しています。
3枚ほどのガイドバーに穴あけ加工しただけですでにキリの切れ味が・・・
手間賃と工具代を考えると・・・・
メーカーさんが言っていましたが、レーザー加工機械じゃないときれいに正確に穴開けるのは難しいらしいです。
焼き入れしているので、
ボール盤が上等で腕がいいならきれいにあけられると思います。(笑)
ただ、ガイドバーのチェンテンショナーの穴はそこまで正確性を求めないので、大丈夫です。
ユーザーさん自身で穴をあけて少々ずれても大丈夫だと思います。
次回生産のガイドバーはマルチマウントにするらしいので、すでに穴が開いているものになるでしょう。
穴がたくさん開くマルチマウントはチェンオイルが逃げやすくなったり、ガイドバーマウント部の強度が落ちます。
チェンオイルの逃げやすさはチェンソー本体とガイドバーの汚れをきれいに掃除することで対応できるかと思います。
ガイドバーの強度もこのガイドバーを使用するチェンソーから考えると穴が開いていても十分かもしれません。
(小型チェンソーなので)
最後に、このガイドバーとソーチェンを使用する場合、小型チェンソー用だと考えてください。
切れ味は25APよりもアップすると思いますが、耐久性は劣ります。
このガイドバーについてはほかにもいろいろ提案したいことがあるのですが、長くなるのでやめます。(笑)
文字に書くということは本当に伝えることが難しく面倒です。(笑)
実店舗のお客さんには、お客さん自身の作業環境や所有環境、いろいろなことを考慮して提案できるのですが・・・
▼サムライローキックバックセイフティーバー最後にしっかり宣伝します。(笑)
いい機械だと思うのですが・・・