面白い動画がありましたので紹介します。
(ずいぶん前に見つけていたのですがやっと紹介できます。)(笑)
各チェンソーの性能だけでなく、いろいろな事がわかると思います。
一つの丸太の直径は35cm程度だと思います。
最初に使用するガイドバー長は18インチ(45cm)だと思います。
その次に使用するガイドバーは28インチ(70cm)と表記があります。
それでは、動画をご覧ください。(13分ほどの動画なのですがお時間があれば)
解説は後程
1本の時の丸太は30cm程度のようです。
2本組の時は1本35cmくらいかと思います。
チェンソーの排気量とアベレージタイム
372XP 70.7c㎥ 4:23 16:40
572XP 70.6c㎥ 4:17 13:33
390XP 88.0c㎥ 4:13 11:12
395XP 94.0c㎥ 3:34 11:01
ガイドバー18インチ程度のものを使用して、30cm径丸太を切った場合、3台は4秒台で0.06秒~0.1秒ほどの差があります。
395XPだけが3秒台です。
3台の差は時間を計らないと気が付かないレベルかと思います。
(チェンソー使用頻度が高い人は、これくらいの差でもわかるかと思います)
このサイズのチェンソーだと 排気量の差が18c㎥で18インチほどのガイドバーだと 丸太径30cmを切るのに差はほとんどないということです。
丸太2本 28インチガイドバーだと面白い結果になっています。
排気量で差がはっきりしてきています。
木が大きくなると排気量の大小で、切削スピードは差が出てくるのだと思います。
35cmの丸太が2本で70cm径と考えることはできません。
丸太が円であり直径が2倍になれば、切る面積は4倍になるので、排気量の大小で切削スピードの差はもっと大きくなるかと思います。

ほぼ同じ排気量の372XPと572XPで3秒ほどの差がついているのは、572XPが新型だということもありますが、AutoTuneのシステムで差が出たと思います。
AutoTuneはエンジン回転が下がってもその回転域で最高パワーが出るように1/1000秒単位で燃料を調整しています。
当然粘りのあるエンジンということになります。
この動画の面白いところは、同じくらいの丸太で試し切りしているところです。
そして、ガイドバーの長さを変えているところ
本当は丸太ももっと同じ大きさで、ガイドバーも丸太1本の時はもっと短いものにすると面白かったと思うのですが・・・(笑)
3本の丸太径が同じであれば、面白いのですが、若干サイズが違うのではっきりと言えないのが残念ですが・・・
丸太2本を横に並べて28インチのガイドバーで切る
丸太2本を縦に並べて18インチのガイドバーで切る
と考えると
395XP 18インチ 3:34+3:34=7:08 28インチ 11:01
385XP 18インチ 4:13+4:13=8:26 28インチ 11:12
572XP 18インチ 4:17+4:17=8:34 28インチ 13:33
372XP 18インチ 4:23+4:23=8:46 28インチ 16:40
あくまでも机上の空論ですが、短いガイドバーで工夫して切れば早く切れるということに
大径木を切るときは長いガイドバーで一発できることができるのは、仕事がきれいに終わるかと思います。
大排気量のチェンソーに、長いガイドバーの組み合わせだけだと、そのチェンソーの出番は少なくなると思います。
短いガイドバーなども用意して、いろいろな作業に使用すると面白いかもしれません。
395XP 28インチ と 372XP 18インチ
切り方を工夫すると・・・
あくまでも机上の空論です。(笑)
それではまた。
コメントの投稿