スチールMS462C-Mチェンソーについて、すでにブログに書いていたと思っていましたが、書いていないようでした。(笑)
書いているつもりになっていました。
もう、発売から数ヶ月たっています。
メーカー在庫切れを数回起こすほど売れているようです。
当店で売れているかというと、まだ一台も売れていません。
問い合わせや、購入予定という方は数人いらしたのですが・・・
正直焦っています。(笑)
MS880やGS461カッターなどめったに売れないものが売れたりしているのですが、当店でもかなり売れるだろうと期待していたMS462が何故か、出足が悪いです。
(ブログ書き忘れていたから・・・)
お客さんに仕事が出れば、機械も売れると思うので心配はしていません。多分大丈夫です。
それよりも、今更新商品紹介で書いても、他のブログですでに書かれているかもしれませんが、書きます。

さて、MS462C-Mですが、評価も高いようです。
実際に使用している方に、直接聞いていないので少し悲しいのですが。
発売から数ヶ月経っているので、できれば実際の使用感など当店のお客さんに聞くことができればよかったのですが (売れてないので)
もういろんなところで、紹介されているでしょうし、知っていることを書くかもしれませんが(笑)
シリンダーの形状はMS261C-Mに似ています。
これは面白いと思っていました。


赤い点線がシリンダーの筒内です。(ピストン往復するところ)
シリンダーのフィンが斜めについている形になっています。
これについては、また別の機会に書いてみたいと思います。(もう一年前から書こうと思っていたことです。(笑))

シリンダーとキャブレター部の隔壁です。かなりしっかり作られています。
シリンダーカバーにあたるところは黒いゴムで作られていて、空気の流れを遮断していると思います。
また、この隔壁の形状がファンから吸い込まれた空気の流れをうまく制御していると思います。

シリンダーフィンが斜めになっていることも、空気の流れをスムーズにしていると思います。
青い矢印部分をご覧くださいシリンダーフィンが小さいところがあります。

反対側からみたところ、冷却性能を高めるためフィンの数は多いです。
左右非対称です。
これも後日書いてみたいと思っています。

燃焼室部分の冷却フィンは昔と比較するとすごくなりました。
ガソリン冷却できないので、空冷を強化するしかないでしょう。
少し気になるのは燃焼室にデコンプが来ることですが、
いい燃料を使用していれば何も問題はないと思います。

ファンハウジングの空気取り入れも目一杯穴があけられています。(笑)
排熱強化と軽量化で一石二鳥なのかもしれませんね。

エアフィルターはHD2フィルターでMS261用のものより大きいです。
HD2フィルターは水洗いができます。
中性洗剤で水洗いができます。
ただ、水洗いしたら完全乾燥しなければなりません。注意してください。

HD2フィルターはMS241かMS441どちらかで最初に使われたと思います。
MS241の時は青い矢印部分のところが、破けるのではないかと心配していました。
また、ワンタッチで取付できるので、密着性を心配していました。
このHD2フィルターのゴム部分全く問題ないと思います。
当店のお客さんでこの部分破れたという方は今のところいません。
密着性も非常に高くゴミの侵入は想像以上に防ぐ優れモノだと思います。
取付時の注意点はありますが、スチール商品は対面販売なので販売店さんがしっかり説明してくれると思います。
エアフィルターの取付は、説明をきちんと受けてください。
十分注意しなければなりません。
(HD2フィルターの効果が落ちます)


キャブレターの下側は意外と広い空間があります。
空気の流れもいいかと思います。
キャブレターの冷却は問題ないかと思います。
九州は熱いので、オーバーヒートが気になります。
スロットルロッドの動きをご覧ください。
昔のチェンソーはスロットルロッドが直接キャブレターのシャッターシャフトに引っ掛かり動かしていました。
この方式だと、防振が良く効く最近のチェンソーだとうまくコントロールできなくなるのかもしれません。
ハンドルとエンジンがスプリングを介しているので、捻じれや振動が影響する可能性があります。
それらを低減するためにスロットルロッドとシャッターのシャフトをこのようにしたのだと思います。
(違ったりして(笑))
他社は、スロットルロッドではなくスロットルケーブルを使用して捻じれや振動の影響を少なくしているのかもしれません。
(違ったらカッコ悪いな)
まあ、いろいろと良いところがあります。
エンドユーザーさんにとってすぐ体感できるいいところは、排気量70ccクラスとは思えないくらい軽いことです。
質量6.0kgは すごいです。
軽さはもう一つガイドバーでもすごく軽量化されています。
この軽量バーは一枚物の鉄板を抉って軽量化しているタイプなので剛性が高くいいです。
少々高いですが、このガイドバーを使用すると以前のガイドバーに戻れないと言います。
それともう一つエンドユーザーさんにとっていいこと、価格が・・・
70ccクラスのチェンソーとしては、破格です。(お近くの販売店さんへお尋ねください)
軽いということは、すごいメリットです。
しかし、軽くすることはデメリットを伴います。
耐久性が落ちていないかということです。
頑丈はスチールのお家芸なので、その技を詰め込んでいることを期待しています。(笑)
MS462C-Mチェンソー紹介し忘れていましたが、少し肩の荷が下りました。
今年は新しい機械が各社から予定されていますが、なかなか、タイムリーにブログに書けないかもしれません。
それではまた。
パーツクリーナでプラスチックやゴム製部品は洗浄しないほうが、良いのかもしれませんね。
パーツクリーナーの裏面使用上の注意でもプラスチックにかからないようにと書かれているものもあります。
当店はコンプレッサー2台で洗浄しているので、あまりパーツクリーナーは使用していません。
(パーツクリーナーもったいないような気がして(笑)貧乏性です。)
エアフィルターに関してはきれいに掃除しても1~2年で新品に交換したほうがいいと思っています。
パーツクリーナーの使用箇所には注意したほうがいいということでしょう。
私も注意するようにします。
コメントありがとうございました。