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ハスクバーナ550XPMark2チェンソー

ハスクバーナ550XPMark2チェンソーについてですが、少し不安があります。


メカニカルな部分ではありません。
今回400gも質量増をあえて行っているので、耐久性的には性能アップしていると思います。
パワーもアップしているでしょう。

機械本体は550XP初期型(新発売当時)と比較すると、不具合は少なくなっていると思います。
(この点は、メーカーすごく力を入れていると思います)

しかし、550XPMark2チェンソーは550XPチェンソーの改良型というより、全く新しいチェンソーといっていいほど新しい部品構成になっています。

このブログでは何度も言っていますが、完璧なチェンソーはありません。
名機と言われたハスクバーナ242XP、今現在でも評価の高い346XPも新発売当初は結構不具合、初期不良がありました。

対応に走り回りました。
いっぺんに不具合が発生してくれればいいのですが、いろいろなところが少しずつ発生します。(笑)

その当時、メーカーへ文句も言いましたが、メーカーの手厚いバックアップとメーカーの対策部品供給もあり、3~5年前後で細かい不具合は落ち着いたと思います。
その後も耐久性的な問題など少しずつ改良されて、20年ほど経過して名機と言われています。

今考えると工賃も取れない修理をしていたと当時を思い出します。
工賃取れないという思いよりも、スミマセンお客さんという思いのほうが強かったです。(笑)

たとえ話ですが、チェンソーの不具合が10か所あったとします。
その不具合が発症する時期はバラバラです。

販売店とメーカーの連携がうまくいっていれば、情報を共有し対策部品など手に入れやすくなります。

不具合が10個あってもお客さん自体は、10回も修理に出すことはないと思います。
A、B、Cという問題があったとします。
あるお客さんがAというところが不具合で壊れて修理に持ってきて、販売店に情報があればまだ不具合が発生していないBとCの部品まで交換します。

お客さん自身が壊した修理の際にも、ABC三か所の不具合情報あればその時に部品交換してしまいます。
お客さんはABCの不具合気が付かないこともあります。


346XPチェンソーは不具合それなりにありましたが、メーカー、販売店がうまく連携していたのでユーザーさんのクレームは比較的早く終息したと思います。

今回 不安があると最初に言いましたが、メーカーと販売店の連携がうまくいっていないのか?
と思うかもしれませんが・・・

実はそこが問題ではなく。
もう一つのつながりがあるのです。

346XPチェンソーの時はメーカーと販売店のつながりだけでなく、販売店とお客さん(ユーザー)のつながりもあったのです。
なんかチェンソーおかしいと仕事帰りにチェンソーを販売店に置いて帰る人もいました。

なんか調子悪いというだけでも、販売店とお客さんのコミュニケーションがありました。
販売店、ここではちゃんと修理もするお店のことを販売店と言います。
現物の機械を見れるので、いろいろなことが把握できます。

お客さんと話もできると、状態はさらに詳しく把握できます。

新型の機械は販売店も気を使っています。
新型なので、何の情報もないのです。(欠点がわからない)
自分のお店で販売したものに対しては、責任を感じているのでスムーズな対応を心がけます。(新型は特に)
新型チェンソー発売後 走り回るということはこのことでもあります。(笑)

そのようなつながりがあったので、346XPの時はクレーム対応もスムーズにいき、チェンソーの評価も上がっていったのだと思います。

自慢ぽくなりますが、チェンソーの評価を上げるのは、販売店の力も少なからずあるかと思います。(笑)

550XPの時は並行輸入品やネット通販で売れたものも多く、つながりがうまくいかなかったと思います。

当店の550XPユーザーさんから言われたことがあります。
ネットで550XPの悪口すごく見るけど、「俺の550XPはそんなに悪くないけどね」 という言葉でした。
(少しうれしかったです。ファームウエア書き換えたり、キャブレター交換対応しました。)

こういう対応をするのも申し訳ないですが、当店のお客さんだけです。 (他店購入品で同じような対応するのは即赤字なのです)
部品はメーカーから無償で提供されることもありますが、工賃は販売店が無償にしています。

最近はワランティ工賃としてメーカーがクレーム修理の工賃を負担してくれるケースもありますが、通常当店工賃より安いです。(笑)

新型機械で保証期間中は購入店へ修理に出さないとうまくいかないと思います。

どうしても自店で購入したお客さんのほうに対し、親身になるのは否めません。


最近は並行輸入品も少なくなってきました。
保証期間でも部品無償で手に入れることが難しいし、情報もなかなか入らないからだと思います。


ハスクバーナ550XPMark2チェンソー、 今のところ何も無いようです。(笑)
これから1~2年何かしらあるかもしれません。(何もなかったというチェンソー今まで見たことないです)

完璧なチェンソーこの世に存在しないので、仕方がないと思います。

その時は、うまくつながりを使って対応してください。

ネットショップでも良心的なところはきちんと修理も対応してくれるでしょうし、問い合わせにもこたえてくれると思います。

何かおかしいと思ったら、購入店へ修理やメンテナンス対応してもらうことです。
(日本は宅配網がすごく整備されているので、送ればいいかと思います)
ネットショップで購入したチェンソーでも、近所の修理屋さんに依頼するのではなくネットショップへ依頼したほうがいいと思います。

責任感が違います。(笑)
当店もネット通販していますが、ネット通販で販売した機械が修理に入ってきたときは、気合が入ります。
コミュニケーションが難しいので、徹底的にチェックします。


550XPMark2チェンソーは、コンピュータ制御でもあるので、ちょっとしたことはコンピュータが制御してチェンソー動かしてしまいます。
不具合を隠してしまいます。

コンピュータ制御のチェンソーはどこのメーカーでも同じです。
少々の不具合隠してしまうので、面倒でもきちんと手順を踏んでメンテナンスしなければなりません。




当店、恥ずかしながらハスクバーナ550XPMark2チェンソー、まだ売れていません。

それはいいとして、550XPMark2チェンソーユーザーさんは何かおかしいと思ったら、購入店へ連絡したほうがいいかと思います。
我慢して使い続けると、550XPのようになってしまうかもしれません(笑)


スチールのコンピュータ制御 チェンソーMS241C-M、MS261C-Mチェンソーもそれなりの不具合や初期不良あります。
新発売当初は当店でもそれなりの台数無償修理しました。

それは、仕方がないことだと思います。
仕方がないことですが、販売店がそこをフォローする。そして販売店をメーカーがフォローする。
というつながりが、出来ています。

そのつながりは、並行輸入品にはない。
他店購入品ではないということで、つながりが太くなるかと思います。


同じ機械でも当店で販売しているものは違うと言えるのは、アフターサービスをちゃんとやる。
アフターサービスの質も・・・

アフターサービスの質が悪いところで購入すると、その機械悪い機械になる確率は高くなるかと思います。

ハスクバーナ550XPMark2チェンソー、アフターサービスがスムーズに受けられて、不具合の情報も販売店からメーカーへ上がり、うまく対策して、その欠点を販売店へ知らせどこをどのように注意すれば、故障が少ないチェンソーになるか。

メーカー 販売店 ユーザー この三者が太いつながりを持っていれば、不具合や初期不良があっても、うまくカバーして早くいいチェンソーにしてくれると思います。

550XPの時はメンテナンスに出しにくいチェンソーがたくさんあり、評価が低く評価が上がらないチェンソーになってしまったのだと思います。

新発売のチェンソーは、情報が少ないので、・・・

ハスクバーナ346XPチェンソーはネット通販向けのチェンソーだと思います。
型落ちで、不具合という不具合は対策されているからです。
故障が少ないチェンソーです。


550XPMark2チェンソー、何か少しでもおかしいと思ったら購入店へ修理に出してください。
対応の良し悪しもチェンソーの評価につながるかと思います。

長々と書いてしまいました。


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