
もう既にご存知の方も多いかと思います。
仕事でチェンソーを使用する場合ほぼすべて適用される省令です。
当店のスタンスとしては、この省令に賛成です。
もう何十年も前から少しずつですがお勧めして販売してきました。
ケガを未然に防いだ方やチェンソーの刃を止めた安全ズボンなど少なからず見てきました。
ソーチェンを止めて破けたズボン。
安全ズボンでなければ、どうなっていたか想像するだけでぞっとします。
ただ、温暖化の影響かここ数年夏場の暑さは尋常ではありません。
現場で作業する方たちは、昔よりは確実に過酷な暑さにさらされていると思います。
そういう作業環境で、安全ズボンを着用するということは大変なことだと思います。
ですから、仕事をする方、会社関係の方はこの「防護ズボン着用義務化」でズボン購入するということに対して、意見が分かれていると思います。
すでに買い揃えている方や早めに買いそろえなければという方と こんなの暑くて穿けないし、こんなの穿いて仕事できないという方です。
長年ケガもせず注意しながら作業してきた方の中には、防護ズボン必要ないという方もいます。
気持ちもわかりますし、これからもケガをしないかもしれません。
チェンソー使用する方すべての方が、足を切るということはないと思います。
細心の注意を払う方は、ケガも少ないと思いますし、ケガしないかもしれません。
防護ズボン無くてもケガしない方はいると思います。
(防護ズボン穿いていてもケガすることはあると思います)
防護ズボン着用は各個人の自己責任でいいという意見もあります。
(その意見も理解できます)
ただ自己責任ということは、自分自身だけで完結しなければなりません。
個人で個人所有の土地内でチェンソー使用する際は、自己責任でもいいかと思います。
これが仕事であると、関係性が出てきて個人で完結しなくなります。
しかも、今回は厚生労働省の省令です。
一人親方が一般家庭の庭を剪定しているときにチェンソーでケガした際は、労災使わなければバレることはないかもしれません。
しかしこの仕事が、元受けがあり、一人親方が下請けという関係性だとどのようになるのでしょうか?
もし労災を使用せず隠したとしても、あまりにもケガがひどければどこからかバレるかもしれません。
労働者保護の観点からも労災を使用するほうがいいと思います。
元受けさんと下請けさんは別会社なので、下請けさんだけの問題になるのかもしれません。
調査が入ったり、いろいろと面倒なことが起こることも考慮しなければなりません。
厚生労働省から元受けさんにも注意が入るかもしれません。
罰金50万円以下または禁錮刑があるそうなので、むやみに隠そうとしてバレると悪質ということでさらに面倒になるかもしれません。
いろいろなことを考慮すると防護ズボン用意しておいたほうが、安心で面倒ごとを起こさないかもしれません。(ケガも防ぐかと思います)
省令で義務化なので暑くても防護ズボン使用すると割り切り、逆に依頼主さんや元受けさんに対して、安全対策しているとアピールするほうがいいかもしれません。
当店では正直言うと結構防護ズボン在庫しています。
無理をして在庫したかと思います。
当店のユーザーさんが 防護ズボンがないと仕事ができないという状況になったとき出来るだけ対応できればと思いました。
価格も少し安くしています。
形として省令(法律)で儲けようとしていますが・・・売れれば確かに儲けますが・・・(笑)
公共の仕事の場合、安全装具きちんと用意しないと仕事ができないかもしれません。
ユーザーさんが仕事できないと、当店にも影響が出てきます。
スムーズに仕事ができるように備えなければ。
現場で働くユーザーさんは暑くて大変かもしれませんが、チェンソーによるケガは大事になりがちです。
この省令をプラスに捉えたほうがいいかもしれません。
結構数を仕入れているのですが、ハスクバーナのチャップスは残り少なくなってきています。
メーカーにも今すでに在庫切れです。
チェンソーでのケガは大事になりがちです。
ほとんど血も流さず、一人で病院に行ければいいのですが・・・
チェンソーでのケガはそうもいかない場合が多いと思います。
誰かに助けてもらわなければ、どうしようもないかもしれません。
当然ケガした人を見かければ損得抜きで助ける方がほとんどだと思います。
出来ればケガをしないで仕事を完了させたいと思います。
熱中症にも注意して仕事が完了できればいいと思います。
最近の暑さは想像を超えているので、プロの方は大変だと思います。