数年前、バッテリーチェンソーを家電メーカーが作るかもしれないというということを、ブログで書きました。
内容はほぼ私のたわごとだったので、読んでくださった方も、話半分でいてくれたことと思います。(笑)
ソニーがバッテリーチェンソー作ると面白いなと思いましたが・・・
最近はもしソニーが参入してくるとしてもかなり厳しいことになるだろうなと思うようになりました。
バッテリーチェンソーが世に出て5年以上たつと思います。(ちゃんとしたバッテリーチェンソー)
市場に多く出回りだして2~3年実際にユーザーさんに使用してもらい、修理をしていく中で思うことがあります。
ノウハウは重要ですね。
エンジンチェンソーは、キャブレターから燃焼室、クランク室と動力を作りだす部分が難しく、同じ材料、似たような形状でも大きく使用感やパワーに差が出てきます。(非常に重要な部分です)
各メーカー自社開発自社工場製造なので、各メーカーのノウハウてんこ盛りだと思います。(笑)
バッテリーチェンソーは、その重要な部分がモーターとバッテリーに置き換わるので、簡単にチェンソー業界に入ってこれると想像したわけです。
(いいモーターを供給してもらえれば、またはいいモーターをすでに持っているメーカーからの参入)
しかし、そう簡単ではなさそうです。
動力源以外でも積み重ねられてきたノウハウがあるということです。
いろいろなメーカーのバッテリーチェンソーを所有していて、使用頻度の高いプロユーザーの方は、感じていることがあると思います。
また、いろいろなメーカーのバッテリーチェンソーを販売して修理している販売店も気が付いていることがあると思います。
販売店の立場からすると、バッテリーチェンソーも故障するということです。
確かに燃料系統の故障はありません。
しかし、それ以外のところはエンジンチェンソーとほぼ同じ理屈で木を切っているので、同じような故障もあります。
バッテリーチェンソーだから起こると考えられる故障もあります。
バッテリーチェンソーに新しいシステムを組み込んでいるとそこに不具合が出ることが多かったりします。
自動車業界のバッテリーカー、なんとなくですが新興のバッテリーだけのメーカーは厳しそうな気がしています。
既存のエンジン自動車メーカーがバッテリー自動車業界でもシェアを取るのではないでしょうか。
スマホやパソコンみたいな電子機器でメカニカルな部分がほぼないというならば、良い部品を集めただけでいい製品ができそうですが・・・
自動車はメカニカルな部分のほうがはるかに多く、そこには何十年と培ったノウハウが詰まっていそうです。
新興自動車メーカー テスラはノウハウを持った技術者、会社をガンガン引き抜いているのでは・・・(笑)
新興メーカーのテスラは価格帯を高くして高級志向にし、ブランドを確立したと思います。
そして環境にいいエコカーと高級ブランドということで富裕層の心をつかんだと思います。(笑)
販売価格も高く設定でき、投資にも多く資金を回せるでしょう。
その資金で技術者、会社を集めることもできるでしょう。
新興メーカーで廉価版からスタートしたら、既存の自動車メーカーにやられてしまうと思います。
(国がその新興メーカーを保護してくれればいいでしょうが)
テスラも大自動車メーカーになれるかどうか・・・メルセデスやトヨタなど追い抜くことができるか?
自動車としてだけだと無理かもしれませんが、ネットの世界とつながることでどうなるか私の頭では想像が付きません。
Googleなど違う方向から自動車会社を傘下に収めたりして・・・
チェンソーに戻ります。(笑)
ノウハウを蓄積させるには、ユーザーからの情報が重要だと思います。
また、修理屋からの情報も少しは必要かと(笑)
ハスクバーナのファームウエアのアップデートいいと思います。
ファームウエアアップデート時にはネットに接続します。(ハスクバーナのサイトにつながる)
出来ればハスクバーナは、使用状況などの情報も各個人のチェンソーから集めていてほしいです。
全世界中のチェンソーからファームウエアアップデート時に情報を集める。
「ビッグデータ」
バッテリーとモーターをどういう状況下でどのように制御すればいいか データを集めてより良い商品になるよう生かしてほしいです。
ただ、情報抜いていないと思います。
なんかいろいろと問題がありそうなので・・・
私としては抜いてほしいのですが(笑)
バッテリーチェンソーに関しては、強力なモーター、強力なバッテリーがあれば、強力なチェンソーができると思います。
ただそれが、使いやすいチェンソーになるかが問題です。
自動車で強力で大きなモーター付けて大きなバッテリーたくさん積んで、それだけだとまっすぐ走るだけなら早い車作れそうですが・・・
止まる曲がるがあります。乗り心地も重要です。
チェンソーは手で持つので軽量化が必要です。
パワーがあっても大きくて重ければ、使いにくいと思います。
また、フィーリングも重要かと思います。
いままではエンジンチェンソーを使ってきました。
エンジン特性を考えた木の切り方をしていたと思います。
エンジンの音やチェンスピードを感じながら使用していたと思います。
バッテリーチェンソーになるとエンジン音がなくなります。
静かでいいのですが、チェンソー使用者は音からもいろいろな情報を感覚的に感じていたと思います。
古い専門メーカーはそのようなノウハウもあると思います。
メカニカルな部分もいろいろとノウハウ持っていると思います。
バッテリーチェンソー自体はまだ新しいカテゴリーなので、バッテリーチェンソー固有のノウハウはまだそこまで積み重ねていないかもしれません。
これからさらにユーザーが増えてユーザーさんの声が上がってくると思います。
私ら販売店も少しでも貢献できればいいかと思います。(笑)
バッテリーツールも壊れるので、修理は付き物になります。
各メーカーのバッテリーツール 少なからず修理あります。
修理していく中でいろいろとわかってくるものがあります。
当店のセールストークとして使っていきます。(笑)
ブログなかなか書けません。
今日もスチールチェンソー初めての方にスチールチェンソー販売しました。
使い方注意点説明するだけで、1時間弱かかりました。
お客さんは、「忘れてしまいそう」といっていました。
何回でも説明するので、忘れたらまた来てくださいと伝えました。
当店には説明するということしか、能がないです。(笑)
ブログ書くより、お客さんとコミュニケーションとるほうが楽しいかな~(笑)
ブログでお知らせしなくてはならないことがたくさんあるのですが・・・
※バッテリーチェンソーはエンジンチェンソーでも評価が高いメーカー製が、良いような気がします。
チェンソーは動力源のパワーも非常に重要ですが、それだけではないということが改めてわかりました。
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2020-03-04
バッテリーツール
パソコン数台が一気に調子悪くなり、あまりブログのほうを見ていませんでした。
モーターの制御は難しいものと比較的簡単なものがあるの簡素りえません。
ブロワなどは負荷が計算しやすいので、比較的簡単なのかもしれません。
ただ、ブロワは常にフルスロットルで使用することが多いので、電力消費は一番ですが。
後、ヘッジトリマーも制御が簡単なのかもしれません。
エンジンヘッジトリマーもエンジン自体のパワーはあまり上げられないので、モーター駆動の場合でも負荷は小さいほうなのかもしれません。
やはりチェンソーが一番負荷がかかりやすく また負荷に変動があると思います。
制御が難しくなってくると思います。
それではまた何かありましたらコメントください。