
ハスクバーナ135eチェンソー、発売から1年半ほどたちました。
当初は一般の方にしか販売していませんでしたが、価格が手ごろということで解体屋さんや急な仕事でチェンソーが入用な造園業者さんなどが少なからず購入してくれました。
当然ですが、プロの方に販売するときはそれなりのチェンソーだということを説明しています。
排気量40ccですが、同排気量のプロ機と比較すると差は歴然としています。
ただ、3万円前後の価格帯のチェンソーとしてはパワーは群を抜いていると思います。
さて今回は何をお伝えするかというと、耐久性です。
図らずも当店のお客さんはプロの業者さんが多く使用頻度も高く、解体屋さん造園業者さんの過酷な使用方法になります。
正直に言うと初期不良のものもありました。
一つ上げるとイグニッションモジュールの不具合が数個ほどその他の部品にもありましたが、全体としては少ないと思います。
そもそも135eは440eチェンソーのデチューン版で、440eはすでに発売後数年経過していて部品の初期不良などある程度対策ができていたからだと思います。
また440eはオールラウンドチェンソーという位置づけで、カジュアルチェンソーとしてはしっかり作られている部類になるかと思います。
焼き付きは当店ではまだありません。
お客さんにはチェンソーメーカーの混合オイルの使用を勧めています。
また、焼き付かない大きな理由はイグニッションモジュールにあるかもしれません。
135eは440eと差別化するためにイグニッションモジュールにリミッター(電気的なガバナー)がついているようです。
最高回転数が12000回転しか上がらないようになっているようです。
それが功を奏してか、過回転での焼き付きを防止しているかもしれません。(笑)
当店ではハスクバーナ135eチェンソーの評価はプロの業者さんも含めて、おおむね良好です。
(当然プロのお客さんはプロ機として性能を求めていません)
ただ、ネットショップのお客さんがどのように感じているか、良くわかりません。
ネットショップはコミュニケーションがとりにくいのでわからないのです。
実店舗と同じような初期不良が出ても対応が遅くなり迷惑をかけてしまうのは否めません。
試運転と点検はしっかりしているのですが・・・販売後に症状が出ることもあります。
1年半ほど経過して、また業者さんのハードな使用からどの点が弱いか少しですがわかってきました。
あくまでも私の考えですが、一般の方の使用ではそこまで心配ないかもしれません。
ただ、当然ですがきちんとした使用方法でなければ、たとえ使用頻度が少ないといってもハードな使用と変わらない状況になるので注意してください。
※例 ソーチェンの目立てが悪く長時間かかって木を切っている場合など、また、粗悪な燃料の使用がそれに当てはまります。
その他にもいろいろありますが、それはご購入店へお尋ねください。
当店でもユーザー・サポート・ページなどに修理方法などアップする予定です。
ハスクバーナ135eチェンソーに特化した注意点などです。
話は変わりますが、ネットショップでの販売方法は本当にアフターサービスが難しいです。
先日も遠方からチェンソーを送ってもらいました。
電話で話した時は焼き付いたのかなと思ったのですが、実際に見てみると焼き付きではありませんでした。
点検整備だけで大丈夫でした。
近くのお客さんならばその日か翌日にはチェンソーを返すことができたと思います。
しかしネットショップの遠方のお客さんだったので、チェンソーの受け渡しで1週間ほどかかってしまいました。
(遠方の場合はこれでも早いほうだと思います)
ただ、今回のこともいい経験になりました。
私が今回やった点検整備をユーザー・サポート・ページにアップしようと思います。
同じような症状や故障の場合でも何とかお客さん自身で解決できるかもしれません。
ユーザー・サポート・ページを教えてくださいという方がいますが、申し訳ないのですが勘弁してください。
実店舗のお客さんにも教えていません。というか実店舗に来てもらったほうが多くの情報を口頭で伝えることができます。(当店のお客さに限ります(笑))
ちょっと横道にそれました。
ハスクバーナ135eチェンソー、この価格帯では非常にいいチェンソーだと思います。
▼ハスクバーナ135eチェンソーこちらそれではまた。
内容的には大したことは書いていません。
今度ユーザー・サポート・ページをアップしますとか、アップしましたという連絡用です。
ユーザー・サポート・ページは機械固有の注意点とかをお知らせしているページで、実店舗で機械を販売するときに当店で説明している内容を一部掲載しています。
ネット販売でも対面販売にできるだけ近づけるよう努めています。
ただ、いくらユーザー・サポート・ページを作ったとしても対面販売にはかなわないかなと最近は考えています。
質疑応答がリアルタイムなのはやはりすごいと思います。
微妙なニュアンスも伝わります。
この件につきましては改めてブログでお知らせしたいと思います。