前回のガイドバーのつづきからです。

ご存知の方も多いかと思いますが、新ダイワのガイドバーとスギハラのガイドバー良く似ているでしょう。
新ダイワのガイドバーはスギハラのOEMになります。
国産チェンソーメーカーのハードノーズバーと交換式先端滑車のガイドバーはスギハラのOEMが多いと思います。
ツムラは海外メーカーのハスクバーナにOEM供給しています。
上の写真のツムラ、スギハラ両社のガイドバーはE1042に取付可能です。
さて、面白い話の方です。

排気量40cc前後のチェンソーは国内においては激戦区です。
特に排気量40cc越えのプロ機はフラッグシップ機になると思います。(海外でもそうだと思いますが、排気量50ccがメインになると思います)

新ダイワE1042とハスクバーナ543XPです。
新ダイワE1042は共立CS42RSと同じチェンソーでハスクバーナ543XPはゼノアGZ4300と同じチェンソーになります。
排気量42ccクラスのプロ機は、20年くらい前になりますが、ハスクバーナ242XPというチェンソーが席巻していました。
スチールにも024(MS240)といういいチェンソーがありましたが、当店ではあまり売れませんでした。
標準設定のソーチェンの選択に無理があったかもしれません。(現行機種MS241のソーチェンはベストマッチ)

当時国内においてはハスクバーナ242XPは15インチガイドバーで使用している方が多かったと思います。
(フォレストデモで当時15インチを使用していました)
15インチというガイドバーはハスクバーナだけだったと言っていいかも知れません。
(スチールにも37cmのガイドバーはありましたが、16インチがメインでした)
ソーチェン21BP-64、ピクセル-64、= ハスクバーナ242XPという感じでした。
.325ピッチの64コマ ソーチェンというと私の中では、林業のプロ、ハスクバーナ242XPユーザーという感じがあります。
(ハスクバーナのカジュアルチェンソーでも一部ありました)
今まで.325ピッチ64コマ標準仕様では国内チェンソーメーカーは出していなかったと思います。
14インチ、16インチ、18インチとなっていました。
当然のことですが、

ハスクバーナXPブランドとして543XPは15インチは標準仕様です。
242XPユーザー346XPJPユーザーの21BP-64コマ ソーチェンを外すわけにはいきません。
21BP-64 = ハスクバーナプロ機という図式が
ハスクバーナプロ機ユーザーが21BP-64コマを所有している。
そこに

新ダイワブランドのガイドバーを引っ提げてE1042で、ソーチェン21BP-64コマの領域に進出です。(私の思い込みかもしれません(笑))
今までも21BP-64コマは他社製ガイドバーをエンドユーザー自身で用意すれば使用することはできていました。
新ダイワブランドの15インチガイドバーを出してきたのが、なんかゾクゾクしますね。(笑)私だけかもしれませんが…(笑)
深い意味はなく15インチ.325ピッチのガイドバーを出してきたのか?
それともハスクバーナ242XPから連なるハスクバーナユーザーに対して、E1042をアピールするのか?
(21BP-64コマを使用するチェンソーはハスクバーナだけではなくなりました)

ガイドバーは当然のことですが、同じ長さです。

真っ向勝負を挑んできたのかー。
良いです。すごくいいです。
21BP-64コマのソーチェンを在庫している会社や個人の方、チェンソー本体の選択肢が増えました。
こんな風に考えているのは私だけかもしれませんね~(笑)
ただ、確かに新ダイワE1042なかなかいいチェンソーなんです。
クローズドポートの4流掃気なので・・・
当ネットショップでもE1042のガイドバー長さのラインナップを増やしました。
▼新ダイワE1042チェンソーこちらそれではまた。
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