チェンソーを複数台所有している方は、ソーチェンなど同じものが使用できれば便利だと考えていると思います。
ソーチェンは予備で用意しておかな変えれば、作業がはかどりません。
(石や土砂などに当てるかもしれません)
チェンソーの代数分ソーチェンの種類が増えると意外と管理が面倒になります。
間違えて現場に持っていったり、在庫管理を間違えたりすることもあるでしょう。
共用できるのであればできるだけ共有したいところだと思います。
先日、ハスクバーナ346XPとスチールMS241を所有している方から相談がありました。
ハスクバーナ346XPは3/8ピッチのリム式にしており、14インチソーチェンはスチールの3/8ピッチ-53コマを使用している用でした。
スチールMS241は16インチ3/8-55コマを使用しているとのことでした。
出来れば同じソーチェンが使いたい。
ハスクバーナ346XP3/8ピッチリム式は3/8-54コマ(スチール製ソーチェンの場合)までなんとか取り付けることができるそうです。(私も試してみました何とか取付できました。)
スチールMS241チェンソーを3/8-54コマで使用できるガイドバーがないか。
これがそういうガイドバーはないんです。
他社製ガイドバーでも16インチは55コマか56コマになります。
仕方がないと私もあきらめていました。
どうしても取り付けたいときは、ガイドバーを若干加工しなければならないでしょう。
(加工すれば取付できると思います。ただ、お勧めはしません。)
ある他社製ガイドバーをふと思い出しました。
そのガイドバーも対応ソーチェンは55コマと56コマでした。
でも物は試しとスチールのガイドバーと形状を比較してみました。

重ねてみました。
スチールのガイドバーが少し大きいです。
他社製ガイドバーはほとんど隠れてしまいます。

反対にしてみました。

他社製ガイドバーが若干短いです。

ガイドバーマウント部の切れ込みも他社製が深いです。
ここはあまり関係ないですが
MS241に取り付けてみました。

ソーチェン3/8-54コマが何とか取付できました。

チェンテンショナーを目一杯緩むほうへ移動させています。
取付には少しコツが必要になります。
ただ、新品のチェンなので一度使用すると若干伸びるので次回からは取り付けやすくなると思います。

54コマと偶数コマなのでカッターは飛んでいません。
ただ、54コマなのでカッター数は27個になるので繋いだところのカッターは同じ向きになります。
これで、ハスクバーナ346XP3/8ピッチリム14インチのソーチェンとスチールMS24116インチのソーチェンが共有できるようになりました。
1台のチェンソーで長さの違うガイドバーを数本用意することを私はお勧めしています。
作業内容に合わせえて長さを変えるとランニングコストも作業も楽になるからです。
必然的に用意しなければならないソーチェンは数が増えます。
少しでも数を減らすことができれば。
まあ、このケースはかなりマニアックなケースなので、関係ない方が多いかもしれません。
ハスクバーナ339XPの場合は16インチガイドバーで54コマが取付できるかどうかわかりません。
当店にも339XPの現物がないので確かめることができません。
▼今回紹介したガイドバーこちらそれではまた。
コメントの投稿