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エアフィルターについて2

前回の続きです。

エアフィルターは小型の機械においては軽視されがちなのかもしれません。
小型の機械は人間自身で携帯することが多いので、軽さというものが重要になってくるからです。
一つの部品を数グラムずつ軽量化していき全体としての目標質量に近づけていくのだと思います。

※最近は排気ガス規制対策エンジンで重量増になりがちなので、さらにシビアに各部品を軽量化していると言えます。

エアフィルターがしっかりしていなければならない作業機械はやはりそれなりのエアクリーナーシステムになっていると思います。
例えばエンジンカッターなど粉じんがすごい機械のエアクリーナーシステムはすごく強力なシステムだと思います。

チェンソーや刈払機にはエンジンカッターと同等のエアクリーナーシステムはないと思います。
(エンジンカッターの方が作業環境が過酷なケースが多いからです)

チェンソーはまだ木屑がゴミのメインになるのでそれを除去できるだけのエアクリーナーシステムで間に合うと考えているのかもしれません。
ただ、木屑も炭化してエンジン内に残れば研磨剤と同じだと思うのですが・・・

チェンソーよりも刈払機の方が最近はエアフィルターが重要になってきています。

草の刈高0mm、土から削り取るように草刈りしなければならない仕事もあるようですし、ナイロンカッターの普及もあります。

20年前はナイロンカッターは今ほど売れていなかったと思います。
ナイロンカッターの普及で何が起こったかというと砂埃がすごくなったということです。

ほとんどの刈払機メーカーは正直言ってエアクリーナーシステムしょぼいものがほとんどです。
エアフィルターの素材もスポンジで厚みも小さく、草などのゴミにはいいのかもしれませんが、砂埃のゴミには対応できていないかと思います。

エアフィルターの内側にも砂埃が入り込んでいます。

ナイロンカッターを多用する業者さんの場合、プロ機でも数年で壊れてしまいます。
圧縮が無くなるのが早いです。

スチールにはスポンジとフェルトが重なったしっかりしたエアフィルターの刈払機がありますが、それでも砂埃は入り込んでしまっています。

刈払機でもナイロンカッターを多用するのならばしっかりとしたエアクリーナーシステムが必要になると思います。

現在の機種でエアクリーナーシステムこれなら大丈夫ですよと言えるのは日本国内においては2機種ほどです。

スチールのFS310という刈払機とスチールFS240刈払機です。
どんなエアクリーナーシステムなのか紹介します。

スチール「FS240刈払機

エアフィルターカバーはガッチリ2点ネジ止めです。(エンジンカッターは4点止めです)
メンテナンスしにくいという声もありますが、ここは面倒でも2点以上のネジ止めがいいと思います。
特にナイロンカッターを使用する場合はその方がいいと思います。



そして紙フィルターです。(紙フィルターと言う名前でいいのかわかりませんスミマセン)
外周は密の細かいウレタン?のようなゴミを通しにくく密着するような材質です。



エアフィルターをはめるケースは金属製で剛性が高いものです。
エアフィルターの外周と密着するようになっています。



エアフィルターの方もケースの形に合わせたものになっています。

これをエアフィルターカバーでネジ止めで押さえつけるようになります。

砂埃でもほとんど侵入を許しません。
取り付け方がまずいと入り込んでしまうので注意してください。
(購入店でしっかり説明を受けてください)


このようなガッチリしたエアクリーナーシステムだと重量は大きくなります。
また、部品代金も高くなりコストアップにつながります。

ただ、ナイロンカッターをよく使うのであれば、エアクリーナーシステムは重要な部品になると思います。

北九州は工業地帯なので、工場内での作業も多いです。
ナイロンカッターしか使用できない現場もあります。
コークス粉じんなどもすごいです。
大排気量刈払機でも5年持つか・・・

スチールFS240刈払機の前モデルFS200刈払機も紙フィルターで良かったのですが・・・それでも工場内の作業では、3~4年ほどでダウンしていきます。
エアクリーナーシステムが原因ではなく他のところが悪くなってきてしまうのです。

スチール刈払機の名誉の為に言っておきますが、他のメーカーのものでも同じくらいです。
まだスチールの方がエアフィルターが良い分良いかもしれません。

こんどのFS240がどれくらい持ってくれるか・・・


※すべての工場地帯が粉じんなどが多いわけでは無いと思います。
すごくきれいな所もあると思います。
ただ、製鉄の町はどうしてもコークスが必要になるので粉じんがすごくなるのは仕方がないと思います。
それでも、日本の製鉄は煙突からは粉じんなどほとんど出していないと思います。
北九州に住んでいて車が黒く汚れるとかあまり感じたことはありません。
中国の黄砂の時期の方が、よっぽど車が汚れてしまいます。(笑)



メーカーさんもナイロンカッターを使用することを考えてエアクリーナーシステムを改良してもいいかもしれません。
砂埃はコークスの粉じんと同じくらいダメージを与えると思います。

出来れば紙フィルターがいいと思います。

エンドユーザーさんもご自身がどういう作業をするのかよく自己分析してそれから機械を選択するといいと思います。
エアフィルターしっかりした草刈機がほしいと思っても、排気量30cc以下のクラスにはありません。(紙フィルター式なし)
その中でもエアフィルターの差は機種によりあるのでいろいろ考えた方がいいと思います。
購入金額だけを考えていると後からの修理代などが多く掛かりコスト増につながるかもしれません。

その時に助けになるのがプロショップだと思います。
プロ機を売っているだけだけでなく、修理もガッツリやるところでなければいいアドバイスはできないと思います。
この地域ではこういう故障が多い、だからこういう機械が良い。
そのようなデータを持っていると思います。

そしてその機械のこの辺を注意して、ここは良く点検して、こういう使い方は悪いとかいろいろデータを蓄積していると思います。

いろいろなアドバイスを受けれることによって、同じ機械でも購入店によって違いは出てくると私は思っています。
機械固有の癖(特徴)だけならばネットショップ(遠隔地)の機械が詳しいお店から購入してもいいかもしれません。

ただ、地域性による特徴もあると思います。(火山灰が多いとか熱い寒いとか)
その場合は同一地域のお店でなければそのような情報は持ち合わせていないと思います。

近隣のお店は素っ気ないという方もいますが、他店で購入した機械を持って行って教えてくれと言ってもなかなか色よい返事はもらえないと思います。(笑)

話が少しずれてしまいましたが、エアクリーナーシステムもっと強力なものがチェンソーや刈払機などにどんどん搭載されていくといいのですが・・・

排気量40ccクラスのチェンソーにはスチールと新ダイワ共立が強力なエアクリーナーシステムを搭載してきていますが、まだまだほんの一部です。

排気量20ccクラスまで強力なエアフィルターシステムのものが、出てきてくれるといいのですが

業者さんのチェンソーすべてではありませんが、汚れ方がすごいものもあります。
エアフィルターの内側にも汚れはかなり侵入しています。(笑)

すぐ調子悪くなると言われたりしますが・・・ここまで汚れがひどいと調子が悪くなるのも仕方ないです。
メンテナンスを頻繁にするしか対処方法はないと思います。(それでもゴミは侵入してきていると思います)

それではまた。


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