スチールの古いチェンソーが修理に入ってきました。
部品供給もかなり前に終了したチェンソーです。

エンジンブルンと始動するけれど、すぐエンストする。
燃料供給が悪い感じです。

昔のチェンソーは金属製パーツが多いので、汚れを落とすときれいになります。

このチェンソーも燃料周りのゴム製部品をすべて交換し、点検整備をすればまだまだ問題なく使えるチェンソーです。
とりあえず預かり少し見てみました。
FLフィルター交換してキャブレター調整すると結構調子よく吹け上がるようになりました。
スチールのチェンソーのゴム製部品は耐久性が高くいいのですが、特殊な形状をしているものが多く他の汎用性の高いゴムホースなどが使用できない場合が多いです。
点検整備してキャブレター調整するだけである程度調子よく動くようになりました。
お客さんの話によるとほとんど使用していない状態で長期間倉庫に眠っていたとのことです。
今回はこれでお客さんにお返ししました。
修理代金はいただいていません。
付き合いの長いユーザーさんということもあるのですが、使えるとは思いますが、いつ調子が悪くなるかわからない状態でお返しするので仕事にまともに使えるかどうかわからなかったのです。
現場に持って行って使えなければ・・・
それと古い機械なので質量は大きく振動も大きいので修理しても他の新しい機械を使うのではと思います。(笑)
工期が決まっていて、人を雇っている会社だと動かない機械が出てくると計算が狂うと思います。
個人の方が使用して時間に余裕があり、人件費もかからないというのであれば、まだいいかもしれません。
部品供給が終了している機械の修理は、難しいです。
何とか動くようにしろと言われてもできないこともあります。
交換したい部品があって交換せずに何とか動くようにしても・・・
お客さんが納得してくれればいいですけど。
部品が供給されているチェンソーの修理でもうまいこと修理できていなくて迷惑をかけることもあります。(笑)スミマセン。
修理は深く考えると意外と難しいです。
安く修理をあげるほうがいいのか。
おかしいと思われる部品はすべて交換するほうがいいのか。
両立できればいいですが、相反することなので難しいです。
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2014-09-29
チェンソー
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