あるメーカーのカジュアルチェンソーが大幅なマイナーチェンジをするようです。
排気ガス規制の新型チェンソーなので、素早いマイナーチェンジは喜ばしい事でもあります。
初期型を購入した方は複雑な気持ちでしょうが、それはいち早く新しいものを購入したというパイオニア精神と所有欲に免じて・・・
逆に言えば初期型はもう手に入らないという希少価値が・・・?
当店にはハスクバーナ335XPT超初期型があります。(笑)
話を戻します。
興味深かったのは、シリンダー形状が大幅に変更になったことです。
性能的には旧型でも問題ないと思います。(プロ機にも採用されている方式なので)
この変更は製造コストが関係しているのでしょうか?
メーカーさんにいろいろ質問してみたいですね。
なぜこうしたのか、これはどうなのか、互換性はとかホント説明を受けたいです。
会議とかで説明を受けることはすごく勉強になるのですが、食事しながらとか対面で質疑応答ができるというのもすごくいいです。
各メーカーさんの技術の方といろいろ話がしたいです。
結構面白いんですよこれが。
もう亡くなられたんですが、ハスクバーナの技術の方は良く説明してくれました。
自社の製品の弱点や悪い所まで教えてくれるので、私はその方を信頼していました。
その方が、もう大丈夫ですよというと、安心して販売していました。
製品の弱点を教えるということは、まずいとかやめた方がいいという意見もあります。
しかし、私は教える方がいいのではないかと思っています。
例えばまずい不具合があった場合、メーカーのブランドイメージまで落としてしまいかねません。
しかし、最初からここが弱いので注意してくださいとか、こういう症状が出たらここを点検してくださいなどの情報がエンドユーザーさんまで届いていれば大事に至らないケースもあると思います。
私はお客さんがどんな機械を買えばいいかわからない時は、各メーカーの機械のいいところを説明します。
そしてどの機械を買うか絞り込んで来たら各機械の欠点を説明します。
この商品に決めた場合、商品受け渡しの説明しながら、私なりに考えた欠点の対処法などを伝えています。
そうすることによって壊れにくい機械になると思っています。
同じ機械でも他店と当店のものでは違うという風になると思っています。(私の思い込みだけかもしれません(笑))
機械の弱点やいい点を勉強するには、会議に出席したり技術講習会に出席することも大事ですが、それ以上何倍も勉強になるのは修理をすることです。
それも繰り返したくさんの修理をすればするほど知識は溜まってくると思います。
修理だけをやっていてもそれは宝の持ち腐れになります。
修理する人=営業もするべきだと思っています。
エンドユーザーさんに機械を売ることに掛けてはメーカーの営業マンよりも販売店の修理する人の方が上かもしれません。(笑)
話がずいぶんそれました。
今回大幅なマイナーチェンジだったので、修理する人は大変になりそうです。
ただ、この大変になりそうというところが、他店との差別化にもつながると思います。
良し、頑張ろう。
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2014-10-25
チェンソー
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