ハスクバーナ346XPスローが効かない。(アイドリング時にソーチェンが回る)
という修理がありました。
電話がかかってきたときは、何かゴミを巻き込んでしまったのだろうと思いました。
修理に入ってきてクラッチを外して点検してもゴミを巻き込んだような跡はありません。
クラッチシューを見ても最初気が付きませんでした。

右が新品ですが、違いが分からないと思います。

裏から見たところ、これでもわかりづらいと思います。

わかるかな~


これでわかるかと思います。
クラッチスプリングが浮き上がっています。

クラッチスプリングがきれいに取り付けられていませんでした。
クラッチスプリングがクラッチドラムに接触し、スローが効かなくなっていたと思われます。
クラッチスプリングも擦り減っています。
クラッチスプリングの交換だけで大丈夫かなと思いましたが、クラッチスプリングを取り付けるところが変形していて、クラッチスプリングがきれいに収まりませんでした。
仕方なくクラッチシューごと交換することにしました。
クラッチスプリングを取り付けるための特殊工具はあるのですが、それを使わなくてもスプリングは取り付けることはできます。
取付けた後に点検をしっかりしておけば、このようなことにはならなかったと思います。
特殊工具は346XP用の専用工具ではなく市販されているものです。
ラジオペンチみたいな形状で握ると開くという工具です。
それではまた。
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2013-11-11
ハスクバーナ
どの方式がいいかは私にはよくわかりません。
それぞれに長所短所があるようです。
ハスクバーナ346XPのクラッチスプリングは交換しやすい方だと思います。
初期型はスプリングが良く壊れていたのですが、改良されて形状が変わると壊れなくなりました。
今回のケースは取り付けミスが原因だと思われます。
それではまた。
> リターンスプリングに板バネですか?初めて拝見しました。メンテから言うと非常に良い様に思いますが、耐久性や信頼性を考えるとどうなんでしょうか? 私は線バネの方が好きですね。
> 何れにせよ、こういうことをブログにアップしてくれる事はエンドユーザーにとっては大助かりです。