燃料フィルターがすぐ汚れてしまい、エンジン不調になるケースがあります。
数か月前に交換した記憶があったのですが・・・?
背負い式のブロワだったので、燃料の消費が多いのは確かです。
しかし、いくらなんでもエンジンが不調になるには早すぎる。
まあ、水が燃料に混入した場合は、すぐに燃料フィルターはダメになるので今回も水かなと思いました。

燃料タンクから燃料を抜いてみると水ではありませんでした。
ゴミです。
砂埃か何かだと思います。

漏斗とコーヒーの紙フィルターを使用して燃料を濾します。

右が濾した燃料です。
透明度が違うと思います。

いくら燃料の管理が万全であっても機械の燃料タンクに汚れが残っていれば、きれいな燃料を給油したとしてもそれはゴミが混ざった燃料と化してしまいます。
燃料フィルターはすぐに目詰まりしてしまい、機械の調子は悪くなると思います。
いいオイル、新しいガソリンを使用して良質な混合ガソリンを作ったとしても、元の木阿弥です。
燃料だけでなくタンクや蛍光管の方にも十分気を配ってください。
金属携行缶の場合中に水が入ると携行缶自体が錆びてしまいます。
その錆がキャブレターの中に入ってしまうとキャブレターの金属部品がすぐに錆びてしまいます。
当店ではキャブレターの内部が錆びた場合は有無を言わさずキャブレター新品と交換します。
機械によってはキャブレター軽く1万円を超えてしまいます。
携行缶の方も十分注意してください。
要らぬ出費になるかもしれません。
金属携行缶は数年使用したら買い換えてしまうのもいいかもしれません。
当店では業者さんに携行缶の使用方法にもいろいろとアドバイスしています。
アドバイスを受け入れてくれたお客さんは、燃料による不具合が少なくなったと思います。
実は混合ガソリンを作るときの注意点もあります。
まあほとんどの方は、その行為を当たり前にしているので何も問題ないと思います。
しかし、ずぼらな方は注意しなければなりません。
これはまた別の機会にします。(以前書いたこともあるかもしれません(笑))

お店の入り口脇でも修理しています。(笑)

奥の修理場でも修理をこなしています。
修理をガンガンこなしています。
機械を売る方が儲けも多く楽ができるのですが、修理は知識と経験が蓄積できるので面白いです。
お客さんと対面で話して情報交換して状況を把握することができるので良いです。
昔は配達していたのでお客さんと合うことも少なく情報交換できなかったので今みたいに状況を把握できませんでした。
また、修理が出来上がってお客さんに渡すときも、今度は注意点として知らせることができるのでGoodです。
(当然、当店ご購入機械の場合に限りますが(笑))
プロの方は、なじみの販売店(修理もできる)を作っておくといろいろ情報をもらえると思います。
価格だけではできない、コスト削減につながると思います。
注意点を教えてもらう。それを守る。故障が少なくなる。修理代金がかからない。機械の寿命が長くなるなどです。
ネットショップはこの対面で行う情報交換がやりにくいのがネックです。
当ネットショップでは電話や動画などで対応していこうと思っていますが、限界はあると思います。
(他店購入の機械の場合は電話での問い合わせご遠慮ください、スミマセン)
それではまた。
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