ハスクバーナ338XPTが販売終了となりました。
これで、335XPTから続くハスクバーナ初のXPトップハンドルチェンソーの流れを汲む機種がすべて販売終了となりました。

少しさびしい気もします。
335XPT、333、336、338XPT、339XP
小型トップハンドルチェンソーは国産機の方が早かったと思います。
スチールから019Tだったかな?が発売されましたが、質量が大きくてあまり売れませんでした。
それからスチール020Tが出ました。
これは、当店ではかなり売れました。(オオマチキハン時代)
トップハンドルとしては最軽量ではありませんでしたが、パワーは群を抜いていました。
それからしばらくしてスチール020Tの対抗機種として、ハスクバーナが335XPT出してきました。
当時のハスクバーナ気合入っていたと思います。
スチール020Tの実売価格より約1万円位安く実売価格を設定していました。
そしてまた、当時としては意外と新しい事のテンコ盛りだったと思います。
小型チェンソーなのにクローズドポート(XP)そしてスプリング防振システム、プロ機として十分なパワーもありました。
発表会は熊本のグリーンピアで行われました。
335XPT以外にも面白い機械もありました。
エンジン式のプルナー、スタンプグラインダー 忘れもしません。
今はもうありません。
スタンプグラインダーなどもう少し使いやすいように安全性があれば面白い機械だと思うのですが・・・(笑)
話がそれました。
当店はスチールの020Tをすでに数多く販売していたし020Tの評価も高かったので、335XPT待ってましたという感じではありませんでした。
ただ、スチールの取り扱いがない販売店では、かなり仕入れたところもありました。
当店でもハスクバーナファンのお客さんも数多くいますし、約1万円安い価格だったので結構売れました。
しかし、335XPTコケました。
故障が多発しました。
致命的だったのは修理のしにくさでした。
私もそうでしたが、もう嫌になりました。(笑)
販売店からは嫌がられた機械になったと思います。
ただ、お客さんの中には振動の少なさ、パワーがあるなど評価も高い部分はありました。
しかし、いかんせん修理が面倒でした。・・・
当店でもその後のシリーズ333、336などまったく手を出しませんでした。
当時のハスクバーナの所長が何とか数台でいいから売ってくださいというので、339XPを仕入れて売りました。
ずいぶん改良されていたので335XPTのような不具合はありませんでした。
お客さんの評価は良かったのです。
やはり振動が少ない、持ちやすい使いやすいなどでした。
(欠点はチェンオイルが出にくかったことです。今では原因は分かっていますが・・・)
私もこのチェンソーいろいろチャレンジしていると思うので、だんだん好きになりました。(笑)
国内のハスクバーナはトップハンドルプロ用チェンソーのラインナップが無くなりました。
日本ではスチールMS201Tチェンソーだけとなりました。
T540XPは

日本発売未定というか、白紙みたいですね。
T540XPはオートチューンコンピュータ制御なので、面白いと思うのですが・・・
コンピュータ制御次の次の世代くらいで、国内販売になるのでしょうか(笑)
まったくわかりません。
国内に流通しているT540XPは並行輸入品になります。
部品の供給は厳しいものがあるかと思います。
いやしかし、338XPTいきなり販売終了でした・・・
今年はスチールMS201Tの攻勢が始まるかもしれません。
ハスクバーナもガンバレ。
335こちらでは部品まだまだ供給されています
現役で毎日、年間200日以上は活躍しています