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層状掃気エンジンシリンダー

今回はシリンダーの話を少し書いてみたいと思います。

訳ありで焼きついた機械のシリンダーです。

掃気ポートのレイアウトが少し変わっています。
このレイアウトは550XPに似ていると思います。


横から見たところ、写真上側が排気ポートです。
掃気ポートは排気ポートしたから両サイドに分かれています。


反対側です。
分かりづらいですが、層状掃気のポートは外側壁式です。
ガッチリくっついています。


インテイク側、上のポートが先導空気用のポートです。
下のポートがクランク室へ行く未燃焼ガスの通り道です。


掃気ポートがV字型を作っています。

掃気ポートの経路はある程度の長さがあった方が、先導空気による層状掃気がやりやすいのかもしれません。
昔は掃気ポートは短くて太い方がいいと言われていました。

排気ガス規制で、いろいろな制約ができてしまいましたがそこそこパワーダウンもせずやってくれてます。(笑)
確かにパワーだけの性能では不満がある面もありますが、燃費や排気ガスのきれいさなどメリットもあります。


上から見たところ。
プラグは以前のものより細いものが使われています。

空冷用のフィンが多く大きくなっています。
排気ガス規制、省燃費エンジンなので熱に弱くなっています。
何故か、燃料の供給が少なくなるからです。
燃料の気化熱でもエンジンは冷やされますが、それが少ないので熱対策が重要になります。

混合オイルも熱に強くなければなりませんし、燃料が薄くなるということはオイルも薄くなるので、オイル自体にも注意しなければなりません。
できるだけ能力の高いオイルを使用することをお勧めします。

層状掃気エンジンは、その仕組みからロングストロークエンジンになります。
振動が激しくなるかもしれません。
防振システムも重要になると思います。

刈払機ではドライブシャフトにダンパスプリングを搭載しているものが多くなってきました。
振動が大きいからでしょうか?


最後に

燃焼室はシリンダー内径と同心円ではなくずれています。(オフセット)
スキッシュエリアが同じ幅ではありません。

私の記憶ではこのように大きくずれたシリンダーはなかったと思います。
メーカーもいろいろ考えているのでしょう。面白いです。

それではまた。


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