昨日入荷しました。
スチールMS261用.325ピッチ1.3mmゲージ ガイドバー33cm
ホントにかなりマニアックな商品なので、日本国内でも今のところ10~20人前後の方しか使用していないかもしれません。(笑)
以前書いたブログ内容と重複しますが、オレゴンの商品で同じガイドバーがあったのですが、販売終了になり製造も終了になりました。
昨年の1月に海外から取り寄せてもらったものが、最終になりました。
(本国オレゴンの最後のものを仕入れたかもしれません(笑))
このガイドバーが無くなるということをブログに書いたら、残念とかどうにかなりませんかという問い合わせがあり、私としてもこのサイズのガイドバーを推奨していたし、高評価を得ていたので何とかしたいと思いました。
出来上がるまで、1年ほどかかりましたがこれで大丈夫だと思います。
在庫の方も十分にありますのでしばらくは大丈夫だと思います。

短いガイドバーですが、プロ仕様で製作してもらいました。(メイド・イン・ジャパン)
ローラー部は4リベットでスポット溶接も大きく18か所に施しています。
オレゴン製はローラー部4リベットでスポット溶接16か所でした。
強度的には大丈夫だと思っています。
後はユーザーさんに使用してもらい評価を聞いてみたいです。


見るからに獰猛です。
チェンソー本体の全長より短いガイドバーです。

33cmのガイドバーサイズは、排気量35ccクラスの標準的な長さです。
その長さのガイドバーでソーチェンを回すエンジンが排気量50ccクラスです。
想像するだけで、獰猛でしょう。(笑)
40cm弱の木を切る場合、抜群のスピードを誇ると思います。
間伐作業や、40cm以下の玉切りなどにいいかと思います。
ガイドバーが短いので取り回しがしやすくなり、軽量にもなります。
そして、ソーチェンも短いので目立てにかける時間も短くなります。
ガイドバーの価格、ソーチェンの価格も短い分安くあがります。
MS261チェンソーの場合は標準的なガイドバーの長さは40~45cmです。(50cmもOK)
その長さのガイドバーも作業内容によっては必要になります。
それ以外に33cmのこのガイドバーとチェンを用意していれば非常に便利だと思います。
作業内容によっては長いガイドバーが必要ない時もあり、短いガイドバーの方が作業がかなり楽になります。
ガイドバーの長さを作業内容によって変えてもいいということです。

マウントはこんな感じです。
今回は新発売なので、ソーチェンサービスセットも販売します。

ハスクバーナ・ピクセルチェン付とスチール製ソーチェン付です。

上の写真ハスクバーナ・ピクセルチェン

上の写真スチール製チェン
どちらのソーチェンも.325ピッチ、1.3mmゲージなのでこのガイドバーには取付けできます。

上側がスチールチェン、下がピクセルチェン

ドライブリンクの厚みは同じです。
大きな違いはカッターのサイズ、幅が違います。
タイストラップもスチールの方が若干厚みがあるようです。
ソーチェンの質量はピクセルの方が若干軽く、切削幅も狭いかと思います。
ソーチェンのアサリからするとピクセルの方が切削幅が狭くなるので、切れ味は良いかもしれません。
ただ、排気量50cc以上になると切削スピードはほとんど変わらないかと思います。
後は好みの問題かもしれません。
このガイドバーはMS240チェンソーにも取り付け可能ですが、MS240の場合はピクセルチェンの方がいいかもしれません。
(MS241はガイドバーマウントが異なるので取付け不可です)
スチール製チェンは1.3mmゲージでもカッターサイズは1.5mm、1.6mmゲージソーチェンと同じサイズのようです。
(本当かどうかわかりませんが、私が見た感じ同じくらいの大きさに見えました)
切削幅が広くなるので、バーを挟みにくくなるかもしれません。
袈裟切りで間伐する時にいいかもしれないと素人考えでいますが、どんなもんなんでしょうか?
薪つくりの玉切りにはピクセルの方がいいかもしれません。
今回製作したガイドバーの良さは、スプロケット.325ピッチでOK、そして丸ヤスリ4.8mmを使用できるということです。
もう一つのいいところは、ソーチェンピクセル56コマを使用するということです。
ピクセルバー13インチ(33cm)は他社製チェンソーにもあります。
それらのガイドバーすべて56コマのチェンを使用します。
複数台他社製チェンソーを所有している会社などでは、同じソーチェンが使用できるということは非常にうれしいということを聞きます。
間違いが少なくなる。管理がしやすいなどです。
会社によっては、ソーチェンの管理が面倒になるという理由だけで、購入するチェンソーを決めてしまうところもあります。
ハスクバーナや国産チェンソーをずっと使い続けている会社に、スチールチェンソーを入れるのは結構大変な場合もあります。
すべてに互換性がないからです。
部品の互換性が無くなるのは、同一メーカーの機械でも多々あります。
346XPを使用していたが、販売終了で550XPに変わる。
新型機種に変わる場合がそれに当たります。
ほとんどの部品は互換性がありません。
ただ、ガイドバー、ソーチェンは同じものが使用できます。
特にソーチェンが同じであるということは、非常に重要と考えている会社は多いかと思います。
以前国産チェンソーを使用している会社からチェンソーを購入したい機種を変更するという相談を受けました。
MS261、346XP、550XPと提案しましたが、MS261は一番最初に却下でした。
何故かというとそこの会社は21BP-68というソーチェンを大量に所有していて、周りの協力会社も同じものを使用しているので、ソーチェンの種類を変更できないということだったからです。
ハスクバーナ346XPも550XPも純正では21BP-68を使用するガイドバーは今現在ありません。(以前はありましたが今はありません)
他社製ガイドバーで21BP-68を使用できるガイドバーがあったので、ハスクバーナは生き残りました。
というかハスクバーナを数台購入してくれることになりました。
たかだかソーチェンと思うかもしれませんが、グループが大きくなるとそれに縛られてしまいます。
(まあ、一眼レフカメラのレンズほどの縛りはありませんが)
話が少しそれてしまいました。

13インチピクセルガイドバーです。
一番上はハスクバーナ製、次から下はオレゴン製です。
オレゴン製ハスクバーナ、ゼノア用、スチール用、国産チェンソー用です。
すべてピクセルチェン-56コマを使用します。
上記ガイドバーが取り付けられるのであれば、チェンソーメーカーを問わずすべてピクセルチェン-56コマを使用できます。
スチールMS240、MS260、MS261、MS280チェンソーで.325ピッチスプロケットならばこのガイドバーを使用できます。
是非一度お試しください。
スチールソーチェンも取り付けできます。
(1.3mmゲージ)
それではまた。
続きを限定ブログに少し書きます。
自社チェンソーに標準設定がないソーチェンも製造しています。
(海外では設定があるかもしれません)
総合カタログには、そのようなソーチェンは掲載されていません。
海外のサイトなどを見て探したりしています。(笑)
お客さんから教えてもらうことも多々あります。
ただかなりマニアックな商品になるので、売れているとは言えません。(笑)
でも、面白いかなとつい思い、仕入れてしまいます。