スチールチェンソー用のマニアックなガイドバーだけでしたが、ハスクバーナと新ダイワ、ゼノア用もアップしました。

上からハスクバーナ、ゼノア用
中 ハスクバーナ、新ダイワ用
下 スチール用です。
上のガイドバーは.325ピッチ、1.5mmゲージ用になります。
中は3/8ピッチ、1.5mmゲージ
下のスチール用は3/8ピッチ、1.6mmゲージです。
ハードノーズバーなので、ゲージサイズさえ合えば.325ピッチでも3/8ピッチのソーチェンでも取り付け可能です。
当然ですがクラッチドラムのピッチはソーチェンと合わせなければなりません。
後はソーチェンの長さを合わせれば、これらのガイドバーは.325ピッチ、3/8ピッチどちらでも使えるということになります。

スチールMS441チェンソー
ガイドバー14インチ(35cm)、.325ピッチ、1.6mmゲージを取付けています。
排気量の大きいチェンソーに短いガイドバーそして.325ピッチのソーチェンを取付けるのは、不安がある方もいると思います。
上の写真見るとガイドバー短いので、私も大丈夫かなと思います。(笑)
(ガイドバー短いと本当に獰猛なチェンソーに見えてしまいます)
ただ、海外では短いガイドバーを取付けることは、当たり前のように行っているようです。
ハスクバーナでは560XPクラスにピクセル13インチ(33cm)を取付けて作業することは当たり前のようです。
(ハスクバーナ伐倒技術講師アントンセン氏談)
スチールでも同じようなことをしていると思います。

13インチではありませんが、MS441チェンソーに14~16インチ(44cm)くらいのガイドバーを付けていると思います。
欧州では作業内容に合わせて、ガイドバーの長さを短くするということは良く行われているのだと思います。
排気量の大きいチェンソーで短めのガイドバーを使用するときの注意点としては、ソーチェンスピードが速くなるうのでソーチェンにダメージがないかよく確認すること。
まあこれは標準のガイドバーを使うにしても同じ注意が必要です。
それともう一つは、ガイドバー先端のRが大きくなります。
チェンソーパワーがあり、できるだけソーチェンに負担をかけないようにするには、仕方ない形状かと思います。
先端径が大きいとキックバックを起こしやすくなります。
ガイドバーが短いので跳ね上がるスピードも上がると思います。
キックバックには十分注意してください。
チェンソー本体購入時にキックバックの注意点等販売店に説明を受けていると思います。
それを守れば大丈夫だと思います。
※キックバックの注意点等はチェンソーご購入店へお尋ねください。または取扱説明書をご覧ください。
誠に申し訳ありませんが、当店ではチェンソー本体他店購入の場合はお答えしておりませんので予めご了承ください。
少ない人数で営業しているので、お問い合わせに対応できないのです。排気量の大きいチェンソーはほとんどの場合、ガイドバー長さ50cm以上だと思います。
大径木の伐倒でしか使用機会がないかと思います。
短いガイドバーを用意することで、間伐作業や中径木の伐倒作業でも使用することができるかと思います。
確かに機械は大きく重いので、使用するのは大変かもしれません。
ただ、予備の機械として考えておくといいかもしれません。
予備の機械があると安心できるかと思います。
また、工期に間に合わない時など切削スピードが上がりまた、チェンソーパワーがあるので挟むことも少なくなり、作業がスムーズに進むかと思います。
チェンソー質量が大きいので、体力は必要かと思います。
体力を消耗すると集中力も途切れると思うので十分注意してください。
切れ味は目を見張るものがあると思います。
▼ガイドバー★マニアック★それではまた。
連休中外出していました。
普通は、大きいチェンソーに長いガイドバーを付けている方が、凄いチェンソーと感じると思います。
私は、大きいチェンソーに短いガイドバーが付いている方が、凄いと感じてしまいます。
ソーチェンスピードが速いので切削屑のシャワーもすごいです。(笑)
大排気量短いガイドバーの切れ味を体験すると、初めてチェンソーを使った時と同じくらいの感動を得るかもしれません。(笑)
これを経験すると、作業内容に合わせてガイドバーやソーチェンのタイプはどうすれば、一番効率的か考えるようになると思います。
また、切れ味のことを考えることになるので目立てなどにも注意が行くようになると思います。
チェンソーがどういう状態だといいかということも考えるようになるのではないでしょうか。
いろいろな、カッティングシステムの世界を堪能してください。