スチールMS150チェンソーのカービングバー仕様をご紹介します。
チェンソー自体は目立った不具合もないと思います。(組み立てが甘いものが少しあったようですがメーカー対応済みだと思います)

MS150のスチール純正のカービングバーはありません。
標準で着いてくるローラートップバーはローラー付としては細いと思いますがチェンソーアートの仕上げには無理があるようです。

上からサムライ、ツムラ、MS150用、MS192以上の1/4ピッチガイドバー
一番先端が小さいのはサムライのバーです。
ただ、ハリマ興産の方も言っていましたが、耐久性よりも小さいことを選択したと言っていました。
ですから、競技用というかチェンソーアート大会用のチェンソーアートバーという位置づけのようです。
ツムラ製はどちらかというと耐久性を重視し、ツムラさんいわくこのサイズが限界だということです。
(摩耗していくということも計算しているようです)

実際にソーチェンを取り付けたところです。
劇的なサイズの差はないように素人の私は感じるのですが、アーティストの方にはどんなのでしょうか?
ツムラ製のチェンソーアートバーはも一つ特徴があり、根元からガイドバー先端にかけてはストレートになっています。
これはチェンソーアートの第一人者城所さんの提案だそうです。

ツムラ製チェンソーアートバー25cmトップハンドルチェンソーに取り付けています。
植木の剪定などに良いようです。

サムライ製チェンソーアートバー30cm
クリア塗装が施されていますが、塗装がひび割れてきます。
この塗装は無くてもいいかと思います。
サムライ製チェンソーアートバーはもう一つ特徴があります。

他社製チェンソーにも取付けできるようになっています。
他社のガイドバーマウントにも対応しています。
ただ、注意が必要なのは通常の1/4ピッチのスプロケット(クラッチドラム)とMS150のクラッチドラムはほんの少しピッチが違います。
若干カリカリ感があります。
詳細はこちらをご覧ください。
▼スチールの新しいソーチェン
ゼノアG2000Tチェンソーにサムライチェンソーアートバー30cmを取付けてみました。
エンジンを実際に回したことはありません。
このソーチェンにどれくらいの負荷がかかるか正直なところ分かりません。
ただ、G2000Tに取り付けできれば、これはこれでいいんですが、ソーチェンの破断が起こりやすくなるかどうか心配です。
ですから当店ではお勧めしていません。
さて、当店ではただ今スチールMS150C-Eチェンソーセール中です。
通常価格59800円のところ49800円です。

また、チェンソーアートバー仕様も税込55000円です。
ガイドバーはサムライ製またはツムラ製からお選びいただけます。
限定4台です。
スチールMS150は新型ソーチェンの評価も高くなかなかいいと思います。
スチールの強みはチェンソー本体のパワーに合わせて新型のソーチェンを作ることができるところです。
スチールMS150を知れば排気量25cc以下のチェンソーには25APソーチェンは大きすぎるかもと思うようになります。
ただ、スチール新型ソーチェンの欠点はすぐに減るということでしょうか。(笑)
それではまた。
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