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サムライカービングバー3

マルチマウントガイドバーの弱点というか、チェンソーとの相性という問題を少し紹介します。
以前にもブログで紹介したケースなのですが、少しおさらいという感じで。


マルチマウント(ユニバーサルマウントも言う)ガイドバーは標準ガイドバーと何が違うかというと各メーカー間の互換性のないマウントとに対応するために、ガイドバーの穴を大きくしていることです。

ほとんどの機種に対しては問題はありませんが、一部の機種に対して問題が起こります。


上写真、矢印部分の溝からチェンオイルが出てきます。


そのチェンソーの純正ガイドバーを使用すると何も問題ありません。
矢印の穴に注目してください。
チェンオイル吐出溝は見えません。


マルチマウントガイドバーだとその溝が見えてしまいます。矢印部分
見えるとなぜいけないのか?


上写真は、カバー側です。
チェンオイルが右から左へ逃げてしまいます。
チェンオイルだだ漏れになります。(笑)


カバー側にプレートが付いているタイプだと問題はありません。
プレートがフタの役目を果たし、チェンオイルが漏れることはありません。

小型国産チェンソーはほとんどがプレートが付いているので問題はないです。






サムライ、ツムラのカービングバーはスチールにも対応するために穴の数も増えています。
穴が多くても、国産チェンソーに対してはプレートがあるので、問題はないのですが・・・。


スチール小型チェンソーのカバーにはプレートが付いていません。


チェンオイル吐出溝です。




ツムラ、サムライともチェンオイル吐出溝は見えません。
チェンオイル漏れは心配しなくても良さそうな気がします。

ただ、この方向からチェンオイルが漏れるかもしれません。




ガイドバーの方の溝とつながっています。


チェンオイルが漏れる可能性はあると思います。
ただ、右から左へだだ漏れという事ではないので、漏れの量としては少ないかと思います。
問題なく使用している人もいるようです。

ただ、一つ頭に入れておいてほしいのは、スチールはチェンオイルの吐出量が少なく設定されています。(環境に配慮している)
少ないチェンオイルが漏れて足りないこともあるかもしれません。

スチールチェンソーで使用する際は、ガイドバーの状況に注意することをお勧めします。



思い切った方法もあります。

テープを貼って穴を塞いでしまう方法です。(笑)
写真ではビニールテープを貼っていますが、金属テープ(ステンレスかアルミ)の方がいいかもしれません。

ビニールはスプロケットに巻き込むといろいろとまずいことになります。
金属テープでも巻き込んでしまうと問題を起こしかと思いますが・・・

スチールチェンソーでマルチマウントガイドバーをすでに使用している方もいます。
チェンオイルが漏れすぎて困るという事もあまり聞きませんので、あまり心配する必要もないかもしれません。

もし気になるという方は、金属テープなどで対応するといいかもしれません。
ただし、あくまでも自己責任でお願いします。

次回、SECRETブログでお知らせがあります。
カーバーの方に朗報かもしれません。(笑)


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