混合オイルには25:1~100:1まで薄めかたの違うオイルがあるようです。
燃焼効率やエンジンパワー、排気ガスなどだけを考えるとオイルを混ぜていないガソリンが一番いいのですが、2サイクルエンジンの宿命としてオイルは必要不可欠です。
ですから100:1などの薄く作れるオイルがよいのでしょうけれど、ハスクバーナもスチールも100:1のオイルの使用は進めていません。
両社とも50:1のオイルを使用することを進めています。
25:1のオイルはエンジン性能を犠牲にするし、一番の問題としているのは排気ガス規制みたいです。
25:1のオイルはオイル分が多いので必然的に排気は悪くなりまし、よりエンジンにカーボンなどがたまります。
そうかといって25:1のオイルを30:1とか50:1に薄めて調合しないでくださいこれもオイル不足で焼き付の原因になります。
今はほとんどの機械メーカーが50:1のオイルを推奨していると思います。
うちの店では、ハスクバーナが日本で50:1のオイルを出したと同時に販売し始めたそうです。
当時は25:1のオイルしかなかったので、50:1のオイルに不安感を持っていたそうですが、ハスクバーナ242XPが15500rpmという高回転で回る名機がでてから徐々にこのオイルが売れ始めたらしいです。
すると使えばすぐに解るほどにエンジンの始動性やパワーを感じ、口コミで林業のプロの方に見る見る広まったそうです。
またオイルの色も濃紺でガソリンと混ぜると混ぜてないガソリンとの区別がすぐ出来たので燃料間違いでの焼き付きも少なくなったそうです。
2サイクルエンジンは混合オイルを甘く見ると後悔しますよ~。
後バイク用の混合オイルは使わないでください、バイクよりチェンソーの方がはるかに高回転で回るエンジンですから。
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2005-11-13
オイル、燃料
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