今回は、汚れすぎたエアクリーナーとその場しのぎのキャブ調整
メンテナンスをこまめにやらない人はキャブレターをあまり扱わない方がいいよという例を書きます。
あるお客さんから電話がありエンジンばりばり吹き上がるけど、木を切ろうとするとソーチェンが止まるというのです。
エンジンは止まらないけど刃が回らない。
その機械はリム式だったので私は最初ドライブリンクがリムにはまっていないのだと思いました。
このお客さんは私がこの仕事を始める前からこの業界にいる人だったし、結構自信を持っている人だったのであることを聞かなかったのです。
解りきっているだろうと思っていたのです。
仕事にならないから早く来てくれというので飛んでいきました。
確かにエンジンをかけてみるとすぐかかるし空ぶかしだと吹き上がるのですが、木に刃を当ててみると刃が止まるのです。
燃料の量が少ないのかなと思いキャブ調整ネジをさわってみてびっくりHのネジが1/8回転しかあいてないのです。
そしてエアクリーナーを見てみるととんでもないことに今までこんなに汚れたエアクリーナー見たことないというくらい汚れていました。
空気が入ってこないから回転があがらない、回転をあげるため燃料の量を減らすということを繰り返していたのです。
エアクリーナーいつ掃除しましたかと聞くと答えられない状態でした。
そのお客さんは俺はキャブ調整も出来るしチェンソー十何年使っているといつもいっていたので私もこの人詳しいんだろうなと思っていたので、電話ではエアクリーナー見て掃除してくださいといわなかったのです。
どうもそのお客さんはHネジのことを回転をあげる魔法の調整ネジだと思っていたらしいです。
エアクリーナーきれいに掃除したら何の問題もありませんでした。
そのお客さんに予備のエアクリーナーと燃料フィルター買った方がいいですよといいましたが、買いませんでした。
次回はキャブ調整の恐ろしい話を書いてみます。キャーこわ
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2005-11-16
メンテナンス
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