今日の、日付が変わったので昨日になりますが、修理きつかった。
修理しなれている機械だったのですが、簡単に直ると思っていたのが間違いだった。
スチールの020Tというチェンソーです。
4,5年前に販売した機械です。高いところから落として燃料タンクが割れたということでした。割れただけなのでタンク変えてくれとのことでした。
ふつうは修理を始める前に必ずエンジンをかけてみるのですが、燃料を入れられないので、スターターロープも引きませんでした。
タンクを交換するのも結構大変でキャブレター、ハンドルなどをはずさなければなりません、それに結構汚れているので分解するよりも洗浄していく方が大変で時間もかかります。
キャブレターをはずしたときにシリンダーの中にゴミが入らないようにするためシリンダーのインテイク側に詰め物をしようとその部分を見るとピストンのスカートの部分が目視ですぐ解るくらいシリンダーと隙間があったのです。
エンジンの掛かり悪そうだなと思ったのですが、もう部品も取り寄せていたのでとにかく修理することにしました。
分解組み立て、洗浄しながらなので1時間ちょっとかかりました。
エンジンかかりません、電気のような気がしたのでプラグの火花を点検すると火が起こらない。うーん
分解イグニッションモジュール交換組み立て、火はでるようになった。
プラグ取り付けの穴から燃料を直接入れる。
スターターロープ何回も引く、何とかエンジンかかるがスローがきかずすぐストップする。
何回か繰り返す。ピストンのスカートが摩耗してくるとこのような症状がでることは解っていたが、もうこの機械に1時間30分ほど掛けているので何とかしたい、キャブレターが悪いのかもしれないと思いこむようにする。
キャブレターとりあえず良いものと交換する。
がーん症状変わらず。
これはやはりピストンだろううーん。
うーん計算する部品代工賃、機械の古さ、これはお客さんに聞いてみなければ、新品を買う金額の半分くらい修理代かかりそうである。
ここまでいろいろやったので修理したい、あー
お客さんに電話、修理代かかりそうならその機械ふるいから修理しないといわれました。がーん
がっくりしました。
ピストン交換すればたぶん直ります。
でも機械自体にあちこちがたがきていてすぐ他のところがまた壊れるかもしれないものにお金を掛けるなら新品を買った方がいいのは私もそう思います。
あー疲れた同じ時間かかっても直ったときはそうでもないけれど、直らないとすごく疲れる。
燃料タンク代2万円もしたのに、部品の在庫になってしまいました。
不良在庫にならないように祈るだけです。
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2005-11-29
修理
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