先端滑車交換式ガイドバーとは下の写真のようなガイドバーです。

先端にローラーが付いており、ハードノーズバーより抵抗が少なく、本体部分は1枚板の金属に溝を切って積層タイプよりも強度の高いガイドバーになります。
質量が積層タイプのガイドバーより重くなりますが、ガイドバー本体をくり抜いたり抉ったりして樹脂を取付け軽量化したものもあります。(それでも積層タイプより重くなります)
ローラーの抵抗の少なさと本体強度を高めた、いいとこどりしたガイドバーと言えるかもしれません。
ローラートップバーを好み、ある程度の強度を求める方にはいいかもしれません。
ただ当店ではよく売れているかと言われるとそうでもありません。
通常のローラートップバーの積層タイプがやはりよく売れています。
軽量だということと価格が安いということがあげられます。
ガイドバーも消耗品と割り切っているのかもしれません。
地域によっては、先端交換式ガイドバーの人気が高い所もあるようです。
補足ですが、火山灰が多いところなどは、ハードノーズバーでなければ仕事にならないというところもあります。
先端ローラーのベアリングが火山灰ですぐにやられてしまうそうです。
さて、先端交換式ガイドバーの大きな特徴は交換式なのでローラーが壊れた場合でも先端を交換することができます。

交換方法はここでは説明が難しいので、ガイドバーご購入店へお尋ねください。
電動ドリルなどでリベットを若干削ると取り外しが簡単になります。

そして以前にも書きましたが、注意する点があります。
先端滑車を新品に交換すると、矢印部分に段差ができます。
必ずヤスリでそろえてください。
普通の平ヤスリでそろえることもできますが、角度を正確に出すにはオレゴンのバーレールドレッサーが便利だと思います。

こちらは以前紹介しました。
先端滑車交換用専用工具も紹介しています。
▼スギハラ製ガイドバー専用工具(オレゴンバーレールドレッサー)先端滑車交換式ガイドバーは何度も先端滑車を交換することができるわけではありません。
本体の方の強度が高いと言ってもバー溝など摩耗してきますし、ソーチェンの脱線などで変形することもあります。
注意してください。
先端滑車を交換する前にガイドバー本体に変形や傷がないかよく点検するようにしてください。
それではまた。
●ブログランキング
▼人気blogランキングへ←ブログランキングへ登録しましたのでよろしければクリックしてください。
(応援お願いします)
※ブログランキングではアウトドア、薪ストーブ、チェンソーアートなどのブログを数多く紹介しています。
@
2013-12-04
カッティングシステム
コメントの投稿