今日はブロワーの修理がありました。
スチールBG85初期型の機械でした。
ブロワというと風を送るだけで壊れることはあまりなさそうですが、結構修理が入ってきます。
ほとんどの場合がメンテナンス不足が原因です。
一番多いのがエアフィルターの汚れからの不具合
次に燃料の劣化からの不具合
後は乱暴に扱うというところでしょうか。
エアフィルターの汚れはブロワの場合は結構すごいです。
ブロワを購入するときにはエアフィルターがしっかりしたのを選ぶ基準にしたほうが良いでしょう。
ゴミがエンジン内部に入るということは研磨剤をエンジン内部に入れるのと同じなので十分注意しましょう。
またしっかりしたエアフィルターでも洗浄せず汚れがすごいと隙間からゴミが進入していきます。
(どういう症状が出るかはサイトのほうで後日説明します。)
燃料も十分注意しなければいけません。
極端な話ですがガソリンは完全に密閉して保存していなければどんどん劣化していきます。
ガソリンスタンドで購入したときが一番良いのです。
なぜならガソリンは揮発性の液体だからです。(詳しいことはサイトにて)
話を戻しますが、見たこともないような状態にプラグがなっていたのです。
カーボンやすすがついているものや焼けすぎたものを見ることはありますが、今回のは初めてです。

もっと汚れていたのですが、吹くと少し飛んでしまいました。
グリスのような物と樹脂のような物が付着していました。
燃料は当然古く水が大量に入っていました。
ピストンシリンダーを洗ってキャブレターも交換すれば直ると思われましたが、本体の燃料タンクが割れているし、ファンカバーも割れているその他にもあちこち壊れていたので見積してみると割れた部品だけで3万5千円ほどかかるので、修理はしませんでした。
この機械も使い終わった後にタンクから燃料を抜いてエンジンを掛けキャブレターの中のガソリンまで空にし、現場とかに運ぶときは箱かカゴに入れて割れないようにしていれば、まだまだ使えたと思います。
たまに走っているトラックの荷台でごろごろ転がっている機械や、機械の上に丸太や木っ端を無造作に載せているのを見かけますが、今の機械は軽量化とコストダウンでプラスティック部品を多用しているので無理はしないほうが良いと思います。
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2005-12-21
修理
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