チェンソー、草刈機のことなら  チェンソー専門店北九チェンソー 
TOP ショップ 購 入手順 FAQ テクニ カル BBS メール

Entries

ハスクバーナ242XP 300周年モデル




新年早々、242XP 300周年モデルの修理が入ってきました。
ハスクバーナは1689年創業なので300周年モデルということは17年前のチェンソーということになります。

17年前というと私はまだこの仕事に就く前でしたので詳しく分からないのですが、242XPの初期型の機械だと思います。
結構きれいに保管していたらしく本体に変形や大きな傷などはなく程度は良さそうです。

持ち主のお客さんがいうには、一年以上使ってなかった、症状はエンジンかかるが吹かないしすぐエンジンが止まるということでした。
症状からすると燃料がうまく供給されていないようなので、燃料フィルターを点検してみると燃料ホースも劣化して変質していました。

この燃料ホースは白っぽいシリコンゴム製のもので、燃料タンクの穴との接触部分が少しふくらんでいるタイプのものでした。
このタイプの燃料ホースは部品の供給が終了しているのでメーカーに在庫はありません。
新しいタイプの燃料ホースを取り付けるとタンクの穴の径が大きいので燃料がそこから漏れてしまいます。
ですから燃料タンクにグロメットを取り付けなくてはなりませんが、これもメーカーには部品としてはありません。

当店はハスクバーナ正規代理店として長くやっているので、初期型の燃料ホースが部品供給終了するときに対策部品としてグロメットを在庫していたのです。
その残りがまだあったので、修理することが出来ました。
燃料ホースと燃料フィルターを交換するだけで、エンジンの調子はすこぶる良好になりました。

一年以上使用していない機械はたいてい燃料が変質していてキャブレターが錆びたりダイヤフラムが変形したりして悪いところがたくさんあるのがふつうなのです。
しかしこのお客さんは燃料を抜きキャブレターの中の燃料も使い切っていたのでキャブレターには問題はありませんでした。

きちんとメンテナンスして保管していると古い機械でも問題なく動くものです。

また242XPは名機といわれていて17年たっていても現在の機械と同等以上の性能をたたき出しています。
防振装置や排気ガス規制の部分では確かに劣るかもしれませんが、パワー耐久性などは同等、更にエンジン回転数15500rpm これほど回転があがる機械は今現在の機械の中にもありません。

チェンソーのメーカーや機械の種類たくさんありますが、242のふけ上がりとこれほどの高回転に私はしびれてしまいました。
242よりもパワーのあるチェンソーはたくさんあります。
当然排気量が大きくなればパワーは大きくなるからです。
42ccでハイパワー、15500rpm甲高いエンジン音、フルスロットルにするのが怖いくらいの機械でした。

▼つづく


●ブログランキング
▼人気blogランキング
←ブログランキングへ登録しましたのでよろしければクリックしてください。
(応援お願いします)

※ブログランキングではアウトドア、薪ストーブ、チェンソーアートなどのブログを数多く紹介しています。

  • @
  • コメント : 4
  • トラックバック : 0
  • この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    http://chainsawhonpo.blog.fc2.com/tb.php/324-d4b3a94f

    トラックバック

    コメント

    [C190] No title

    wood山下さん、こんばんは
    プラグに火が出ていないならば、とりあえずプラグを交換してみることをおすすめします。

    後は、ハーネス(電線)の断列を点検してみてください。
    それでもプラグから火がでないようでしたら、イグニッションコイルが悪いと考えられます。

    イグニッションコイルの能力を正確に調べるにはテストプラグという道具が必要になります。
    http://blog.omkihan.com/?eid=198488

    もう一点気になるのは使用中に突然エンジンストップしたということです。

    もしかするとエンジン焼き付きかもしれません。
    マフラーを外して、ピストンシリンダーをのぞいてみてください。

    縦に傷が入っていると焼き付きです。

    マフラー側から見えない場所に傷が入っている場合もあります。

    後は現物を見なければ、分からないというのが正直なところです。

    それでは
    • 2007-05-12 22:17
    • チェンソー屋
    • URL
    • 編集

    [C189] No title

    チェンソ-屋さん、 はじめまして。
    小生、小さな工務店を営んでおります。先日、272xpを使用中突然止まってしまい全然かからなくなりました。プラグに火花が出ていません。原因はどの様な事が考えられますか?
    自分で直せたらと思います。宜しくお願いいたします。

    [C54] No title

    サンディ杣夫さん、はじめまして。
    プロのメカニックなどといわれると、恥ずかしいです。
    たいした技術も知識もありませんので・・・

    242XPはデコンプもついていないので、エンジン掛けるときにある程度の力が必要になったりしますが、修理もしやすくほんとにいいチェーンソーでした。

    後継機の346XPも改良が重ねられ、こちらもいいチェーンソーになってきたと思います。
    環境や安全性、人体への影響など疲れにくいチェーンソーになっていると思います。

    242のような名機にも魅力を感じますが、ハスクバーナやスチールなどの新しいテクノロジーにも魅力を感じています。

    ではまた
    • 2006-05-30 09:33
    • チェンソー屋
    • URL
    • 編集

    [C53] No title

    いいですね。プロのメカニックが惚れ込む機械っていうのは・・今の世の中、車でも何でも機械は使い捨ての傾向にありますね。
    また、ノスタルジー趣味、、使いにくのが味だ、なんて表現で・・・

    ところが242XPのような機械が存在するんですね~
    この機械の魅力になっている部分は「人間重視」じゃないところ。例えば使う人間を選ぶ機械、、のようなところでは・・・
    まぁプロ好み、って処でしょうかね~
    • 2006-05-30 01:02
    • サンディ杣夫
    • URL
    • 編集

    コメントの投稿

    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    Appendix

    カレンダー

    08 | 2019/09 | 10
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 - - - - -

    検索フォーム

    月別アーカイブ

    全記事表示リンク

    全ての記事を表示する