今回は、斧について書きます。
以前当店で使用していた斧がありました。
たぶんオレゴン社製の斧だと思ったのですが、記憶が定かではありません。
オレゴンの方でも斧の販売は今現在やっていませんし調べようがありません。
現物があればいいのですが、どうしても譲ってほしいというお客さんがいたので、譲ってしまったのです。
この斧は刃の厚みが結構あり、重量と柄の長さも大きく振り回すのに力がいりましたが、薪を割るということにかけてはすごいものがありました。
とにかくパッカーンと気持ちいいくらい割れるのです。
重量があるので疲れますが、薪に刃が食い込んで薪ごと持ち上げたりして割らなくていいので、一発で割れやすいということは、逆に疲れにくいのかもしれません。(でも重いから疲れるかな)
薪のサイズで斧も使い分けた方が一番いいかもしれません。
この斧のおかげで大きい木の薪割りには、刃の厚みがすごく重要だと実感させられました。

確かにメーカーのカタログにもこのように書いてあります。

↑これはハスクバーナ製くさび打ち込みよう薪割り斧です。
これも当店で使用していますが、結構パッカーンと割れます。(気持ちいいです)

↑これはハスクバーナ製薪割り斧です。
くさび打ち込み斧に比べると重量で1kg軽く8cmほど短くなっています。
あと刃の形状も違います。(刃の厚みが違います。)

これは写真の撮り方を失敗しました。別々に撮るのではなく並べて写真を撮るべきでした。
左がくさび打ち込みよう薪割り斧です、写真ではこちらの方が小さいですが、本来はこちらの方が一回りは大きいです。(厚みも大きい)
通常は薪割り斧のほうでも十分薪は割れるでしょう。
しかし、大きい木や堅い木などはくさび打ち込み用薪割り斧の方がいいかもしれません。
その他にもハスクバーナには小型薪割り斧があり薪割り斧は3種類あることになります。
薪割り用斧に共通する特徴は、下の写真をご覧ください。

赤い矢印のところ、刃の中央部分がふくらんでいます。
このふくらみが、薪を割れやすくするのでしょう。またこのふくらみのおかげで、挟まれたときに取り外しやすくなっているようです。
この他の斧にはこのふくらみはついていません。
ハスクバーナはスウェーデンの会社です。
スウェーデンといえばいわずとしれた、スウェーデン鋼としてすごく有名です。
しかもハスクバーナの斧は高級スウェーデン鋼を使用しています。
柄もヒッコリーで丈夫です。
持つ喜びを与えてくれる一本です。
それに対抗する国ドイツはこれまた刃物で有名です。
ドイツの会社スチール。
スチール製の薪割り斧も日本に3種類輸入されています、こちらも刃の厚みが大きくなっています。
スチールには携帯に便利な斧もあります。柄の部分もプラスティックで出来ていて非常に軽いです。


キャリングホルダーもついていてしかも、持ち運びも楽に出来ます。
私はハスクバーナのくさび打込み用薪割斧をたまに使っていますが、よく割れます。
たまにねらいが外れて薪に柄のほうを当ててしまいますが、柄がだめになっても交換用の柄が別売りであるので心配はないです。
斧はこちら
間違えたり失敗したりしています。
ただ出来るだけ勉強はしようと心がけています。