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故障の原因?

?燃料、チェンオイル
燃料は、日本の場合質の悪いガソリンを販売しているところは、ないと思います。
ガソリンスタンド業界のことはまったく分かりませんが...

ただし、ガソリンは古くなると劣化していきますので注意が必要です。
ガソリンは買ったときが一番燃えやすく性能もいいのですが、一番燃えやすい成分からどんどん蒸発していくので、爆発力も弱くなっていきます。
古いガソリンを使用するとエンジンの始動性が悪くなりますので、注意してください。

また冬や梅雨時には水分を吸って水が混ざりますのでそのようなガソリンは使用してはいけません。

混合オイルのほうもバイク用などのオイルは使用するのは避けましょう。
チェンソーなどはエンジンが高回転なのでバイク用では潤滑性能が持たないようです。
またあまりに低品質の混合オイルは使用しないほうがいいと思います。プラグやマフラーなどにススやカーボンが詰まりやすくなります。

このごろは、50:1の混合ガソリンを使用するように指定しているエンジンがあります。
そのような機械に25:1用のオイルを50:1に薄めて使うことはできません。
50:1用のオイルを使うようにしましょう。

混合ガソリンは長く保管できません、使用する分だけを混合するようにしたほうがいいです。

チェンオイルには廃油などのオイルを使用するとオイルポンプが破損する恐れがあるので止めたほうがいいでしょう。
また安いディーゼルオイルを使用するのもガイドバーやソーチェンには良くありませんある程度の粘性があるオイルを使用したほうがいいです。
さらに、環境にもやさしいチェンオイルを使うのが一番いいと思います。

環境にやさしい植物性のチェンオイルは長期間チェンソーオイルポンプ内に入れておくと樹脂化する場合がありますその樹脂がオイルポンプを破損させる場合がありますので、チェンソーを長期間保管する場合は注意が必要です。

?欠陥
欠陥による故障もあります。どのメーカーも欠陥がないように十分注意しているでしょうが、少しは出てきます。
これは、しょうがないことかもしれません。
100%の機械や物は世の中に存在しないでしょうから。
では何が問題かというと欠陥が出たときの対処だと思います。

すばやい対処と対策部品だと思います。
対処が良くても対策立てていない部品を供給してもまた同じように壊れてしまいます。

また対策部品は用意するけれど、対処はしない(公にはしない、無償で交換しない)という所もあるらしいそうです?
(当店取扱メーカーのことではありません、この業界にいるといろいろな噂を耳にする機会が多いのです)

欠陥が出ると販売店は大変です。
対策部品を無償で供給してくれるのはいいのですけれど、その修理工賃はお客さんからは取れません。
欠陥が出るとただであちこち動き回りお客さんにも迷惑を掛けることになるからです。
ですからすばやい対処は絶対に必要です。商品が出ていればそれだけ動き回らなければならないからです。
商品があまり出回っていないうちに、分かればその後の対処も楽になります。

欠陥が出たときに初めてメーカーのバックアップ力を感じます。
海外メーカーの日本法人はその点しっかりしています。
(当店で取り扱っている海外メーカーです)
そのことについては別の機会に書いてみたいと思います。


少し話しがずれましたが、故障の原因は?~?が主なものだと思います。

なぜこのようなことを考えたのかということを次回書いてみます。
続く




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    コメント

    [C11] No title

    情報ありがとうございました。

    生分解性オイルは今後とも使いたいのですが取り扱い注意ですね。メーカーもそのあたり注意として記載してくれるとうれしいんですが。
    • 2006-03-02 20:58
    • okamoto
    • URL
    • 編集

    [C10] No title

    そうですね、菜種油を主原料にしているならばどこのメーカーも同じだと思います。

    90日前後でほとんど分解してしまう生分解性のオイル、環境にやさしいオイルなので、空気に長く触れるとゲル状になってくるらしいです。しょうがないかもしれません。

    ですから容器のふたはしっかり閉めていたほうがいいそうです。
    • 2006-03-02 09:53
    • チェンソー屋
    • URL
    • 編集

    [C9] No title

    回答ありがとうございます。
    半年ほど保存したあと、故障発生しているから、たぶん原因は
    オイルですね。レピアスのエコオイルを使っていますが、他のメーカーでゲル化しにくい物があれば使ってみたいと思います。
    菜種油を主成分としていれば、どこでもいっしょでしょうか?

    [C8] No title

    okamotoさん初めまして
    オイルポンプのギアがなめてしまったということですが、チェンソーを長期保管後使用して壊れたのならばチェンオイルが樹脂化していた可能性があると思います。

    植物系のチェンオイルはその成分上樹脂化することがあるそうです。

    ですからokamotoさんが言うように、オイルポンプの破損、オイルホースの詰まり、オイルフィルターの目詰まりを起こすことがあるそうです。

    チェンソーを長期保存する場合は植物系のチェンオイルはオイルタンクから抜き灯油かガソリンでタンク内を洗い、鉱物系のチェンオイルを入れエンジンを掛けオイルポンプ内まで鉱物系のチェンオイルを行き渡らせるようにして保管するといいそうです。

    また樹木医の方たちは鉱物系のチェンオイルを嫌いますので植物系のチェンオイルをタンクから抜き灯油かガソリンを入れエンジンを掛けオイルポンプ内に残った植物系チェンオイルを洗い流すそうです。
    長期保管している間に灯油(ガソリン)は蒸発してしまうのでそうするそうです。
    ただしこの場合灯油などでは潤滑性が良くないのでオイルポンプが焼ける可能性がありますので注意が必要です。

    通常は鉱物系チェンオイルを流すだけでよろしいかと思います。
    • 2006-03-01 23:15
    • チェンソー屋
    • URL
    • 編集

    [C7] No title

    初めて書き込みします
    植物性チェーンオイルを使用していて、オイルポンプのギアが
    2回なめたことがあり、原因が、オイルにあるのか、チェンソーにあるのか、悩んでいたのですが、下記の指摘のとおりオイルですか、長期保管する場合、ソーチェーンのオイルポンプに鉱物性を通してから保管するのが一番でしょうか?
    よろしければご教示ください。

    環境にやさしい植物性のチェンオイルは長期間チェンソーオイルポンプ内に入れておくと樹脂化する場合がありますその樹脂がオイルポンプを破損させる場合がありますので、チェンソーを長期間保管する場合は注意が必要です

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