前回の続き
なぜ故障の原因を考えたのか書いてみます。
去年、ふと思ったことでした。
今まで修理が入ってきて修理をこなしてきました。
とにかく色々な修理がありました、
チェンソーが切れないというのでエンジン掛けてみるとエンジンの調子がいいのです。
お客さんがいうにはエンジンは調子いいでも切れない、目立てが悪いんでしょうというと、目立てしてきたばかりというので、エンジン止めてソーチェン見てみると、なんとディスクグラインダーで目立てをしたということです。
切れるわけはありません、ソーチェンがたがたでした。
話がそれました、こんどこのような話を思い出してまとめてみたいです。
ほとんどのお客さんは色々なパターンの故障を起こしますが、あるお客さんだけ、いつも消耗品の交換だけという修理なのです。たまにチェンソーを落としてカバーが割れたとかありますが、ほとんど防振ゴム、燃料ホースの交換、スターターロープの交換などばかりだったのです。
汚れや、使用方法、燃料などが原因の修理はありません。
ですから修理に入ってくる回数は他のお客さんに比べてはるかに少ないのです。
チェンソーの使用頻度が少ない訳ではありません、林業関係の仕事ですから使用頻度は高い方なのです。
それでも修理が少ない。
そのお客さんは機械をすごくきれいにするのです。毎日仕事が終わったらきれいにしてからでないと終わりにならないらしいのです。
またそのお客さん決して機械に詳しいわけではなくキャブレターもさわりませんし、スターターロープの交換もしませんすべて修理は当店へ出すのです。
ただきれいに掃除する古い燃料は使わないというだけで、機械のもちがいいし、ひどい修理がほとんど無いのです。
機械をきれいにすると長持ちしますよといっていましたが、本当にそうだったと思い知らされました。
機械は使用後きれいに掃除する、燃料に気をつける。
これに注意すると故障の頻度はぐっと減ると思います。
きれいに掃除する人でも燃料まで注意する人は少ないでしょう。
しばらく使わないときは燃料からにする。
古い燃料は使わない。
混合ガソリンは作り置きしない。
など注意するだけでずいぶんと修理は減ると思います。
当店に入ってくる修理、それが原因の修理がいがいとおおいからです。
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2006-02-28
修理
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