MS200に限らずソーチェンのタイプを変える場合は、ソーチェンを変えるだけではいけません。
ソーチェンの長さを変えるだけであれば、ガイドバーの長さをそれに合わせればいいです。
ソーチェンのタイプたとえば1/4から3/8ピッチのソーチェンに変えるとした場合、スプロケット(クラッチドラム)またはリムは必ず交換となります。
そしてガイドバーがローラートップの場合もガイドバー交換となります。
後機種により、オイルポンプのウォームギアも変えなければなりません。
さてMS200に話を戻します。

MS200の場合、上の写真
ソーチェンのタイプを変えるならば、ガイドバー、スプロケット、ウォームギアも一緒に交換しなければなりません。
なぜウォームギアも交換しなければならないかというと、↓

左が3/8ピッチ、右が1/4ピッチです。
青と赤の矢印、星形の形が違うのが分かるでしょうか。
このように、MS200の場合はソーチェンのタイプを変える場合、ソーチェンを含めて4点部品交換となります。
交換自体は難しいものではありませんが、ピストン押さえという専用の工具が必要となります。
MS200には製品に付属品としてついてきます。

真ん中の黒い樹脂製の工具
電動工具のインパクトドライバーがあればピストン押さえが無くてもクラッチシューを外すことは出来ます。
私が修理をするときは、ほとんどこれを使います、シリンダーの中に異物を入れたくないという気がするからです。
同業者の方でピストン押さえを使ってクラッチシューを外そうとしていたら、ピストンヘッドに穴があいたということがあったそうです。
クラッチシューがよっぽど堅くしまっていたのでしょう。
話を戻しますが、ソーチェンのタイプを変えるつもりが無くても、この4点の部品は消耗品なので交換するときは、必ずきます。
修理に出すのもいいかもしれませんが、自分で交換も出来ます。
ピストン押さえを使用するときにチェンソー本体のゴミをきれいに落としてから使用するように気を付ければいいと思います。
取扱説明書にも交換のしかたは、書いてあったと思います。一度読んでみるのもいいかもしれません。
ではまた
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2006-03-25
修理工具
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