ハスクバーナ560XPチェンソーが日本発売になってからもう2年経過しました。
排気量が60ccあるので正直なところ当店ではあまり販売していません。
近年は排気量の大きいチェンソーがあまり売れなくなってきたと思います。
(当店ではどちらかというとスチールMS261、MS362のほうが今は売れています)
中型小型チェンソーの性能が良くなったということと、やはり林業自体が厳しい状況だからだと思います。
日本の杉ヒノキは枝打ちされていればすごくきれいな木目で香りもよく世界に誇れる木材だと思います。
輸出できればいいのですが・・・
和食などで日本は注目されているので、その流れで日本の木材も注目されて欲しいー
さて、560XPのマイナーチェンジ(アップデート情報)は資料をもらっていました。


6ヶ所改良されているようです。


旧型560XP

エアフィルターが80μのメッシュから44μのメッシュタイプに変更になっています。

黄色いエアフィルターが44μになります。
ただ、このタイプのエアフィルターはゴミが意外と入っていきます。
ハスクバーナも紙フィルターにしてもらいたいです。
ハスクバーナも大型チェンソーには紙フィルター仕様もあるので、難しくないと思うのですが・・・

マフラー取付のところが変わりました。
今までのマフラーはボルトがマフラーの中に隠れて見えませんでした。

マフラーボルトの頭は隠れないようになりました。
これだとマフラーボルトが外れたことも気が付きやすいと思います。

マフラーの排気口が大きくなりました。

560XPの型番シールが変わりました。
旧型は上写真の用にシールでした。

新型は透明の樹脂で盛っています。
ゴージャス感は出ています。
シールが破れて型番が分からなくなるのは少なくなるかもしれません。
アップデート情報の写真を見た時には、エッと思いました・・・

旧型のスクリューキャップです。
マイナスドライバーでも開け閉めできます。
増し締めしたり、締まりすぎて開かない時はマイナスドライバーを使えます。
ただ、キャップをマイナスドライバーで壊すことも多々あります。
新型です。

本体からあまり飛び出していません。
(もう少し面一でもよかったかも)

はねあげます。
アップデート情報でこの状態の写真を見た時は、「う~ん」まずいかもと思いました。

シンプルなスクリュータイプでした。一安心
キャップは本体からのでっぱりが少なく、しっかり持てるところがありません。
このようにはねあげることによって持つところができます。
はねあげ式で持つところが大きいので、手でしっかり持てますし、力も込めやすいと思います。
工具がなくても開け閉めに困らないと思います。
ハスクバーナのキャップは締めこんでいくと矢印の部分のゴムパッキンが外側に膨らむのでキャップの密着性は高くなります。
燃料の漏れは少ないです。
跳ね上げた取っ手を倒せば、ストッパーがかかるという具合になっているともっと良かったかもしれません。
変更点ではありませんが、

このグレーの部分ですが何か意味があるのでしょうか?
それとも単にデザイン的なものなのでしょうか?

裏から見ると5か所の四角い穴が開いています。
フタをしているように見えます。
デザインなら接着剤で張り付けてもいいと思うのですが・・・
何かあるのかもしれません・・・何にもないかもしれません(笑)
今回のマイナーチェンジで、チップのファームウェアもアップデートされているでしょうし、いろいろな所が改良されていると思います。
ただ、機械物は改良されたといっても壊れないわけではありません。
また、チェンソーは非常に危険な道具なので十分注意してください。
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