チェーンソーを個人で使用している方はあまりやらないことですが、会社関係でチェーンソーを使用しているとたまにこのようなことが起こります。
先日は携行缶から水が入るという話を書きましたが、燃料タンクにチェンオイルを入れてしまう故障もたまにあります。

すぐに気づいて燃料タンク内を洗浄すればまず問題はないのですが、気づかずに、何度もスターターロープを引くと、キャブレター内にチェンオイルが侵入し、キャブレターを分解し洗浄しなければ元に戻らないようになってしまいます。

はじめに個人の方はあまりやらず、会社関係で起こると書きましたが、個人の方は自分のチェーンソーとして使い慣れているので、間違えることが少ないのです。
会社関係では、初めて使う人やいつもと違う機種を使うときに間違えることがあるようです。
ただし注意すればあまり間違えることはないのですけれど・・・
ほとんどのチェーンソーにはチェンオイルと混合ガソリンを入れるところには、分かるように記号が刻まれています。
それに混合ガソリンを入れるキャップは少し大きめになっています。
修理に持ち込むときに、ガソリンタンクにチェンオイルを入れたと自己申告してくれるととても助かります。
また、ガソリンタンクにオイルを入れたままで気づかずにチェーンソーを持ってきた場合でも当店では燃料を必ず点検するようにしているので、気づく確率は高いです。
とてもやっかいなのはガソリンタンクにチェンオイルを入れたのを、気づいていて燃料を入れ替えて、しかも自己申告してくれないときです。
当店でガソリンを調べても、ガソリンに入れ替えているので、気づきませんそれであちこちと点検し、キャブレターを分解するまで原因にきづかないということになるのです。
通常、私はどんな症状ですかとお客さんに訪ねるようにしています。
それでも申告してくれないこともあります。
あちこちと点検しながら分解しますので、そのぶん工賃は若干高くなってしまうのですけれど・・・
エンジンの内部に入っていくものは空気と燃料だけです。
燃料は十分注意して出来るだけ良い燃料を使うようにしてください。
調子が悪くなって修理に出せば、修理代金が発生しますから・・・
いい空気(エアフィルター)、いい燃料、いい火花(プラグ)、この三つに気を付けるようにしてください。
それだけでずいぶん故障が減ると思います。
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2006-05-12
修理
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