前回の続き、
ナイロンカッターは草刈機に負担をかけるといましたが、その負担は結構すごいものです。
▼R26という27.2ccも排気量のある草刈機ですが、このようになります。この草刈機は1年前に販売したものです。
ナイロンカッターを使う頻度が高ければ、数ヶ月でこのようになる場合もあります。
通常の刈刃を使用しているとこのような状態になることはまずありません。
ナイロンカッターを使用するとクラッチとクラッチシューがスリップしているのでしょう。
確かにナイロンカッターはものすごく空気抵抗を受けています。
ものすごい風きり音がしますし、ロープを長めに出すとエンジンの回転があがらなくなります。(ナイロンカッターを回せなくなる)
たまに、草刈機のエンジンがふけあがらないとか回転が上がらないと修理にくることがありますが、ナイロンカッターのロープを出しすぎてエンジン回転があがらないことがあるのです。(当然エンジンには負担がかかっています。)
ナイロンカッターのロープは本来10cm程度しか出さないようになっています。
それ以上出すと負担が多すぎるからです。
前回紹介したナイロンロープ・ナイロンコードです。

さらに拡大

写真をご覧になって分かると思いますが、表面にディンプル加工が施されています。(世界特許)
これにより空気抵抗が少なくなり騒音レベルも50%抑えています。
草刈機に対する負担も当然、微々たるものでしょうが軽減されると思います。
ナイロンカッターを使用するときは、草刈機に負担を掛けているということを忘れずにしましょう。
クラッチの摩擦熱でイグニッションモジュールが溶けてしまったり。
クラッチのベアリングが変形してぐらつきが出たり、ギアケースやシャフトまでダメージを与えてしまいます。
そうならないためにも、ナイロンロープは10cm以上出さないようにしましょう。
それだけで、ずいぶんと負担は軽減されるでしょう。
ではまた
追伸、
スチールから面白い刈刃が出るようですので機会があれば紹介したいと思います。
▼ナイロンロープ・ナイロンコードこちら
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2006-05-31
刈刃
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