梅雨の季節の故障というと、何度も書いていますが、燃料に水が入ることです。
水が入りやすい容器は金属の携行缶で、ガソリンを入れてふたを開け閉めすれば、どんなに注意しても湿気を吸い水がたまるでしょう。
できるだけ湿気を吸わなくするには、機械に給油後携行缶のふたをすぐに硬く閉め、エア抜きの蝶ネジがついているものはそこも硬く締めるようにします。
梅雨の時期は、携行缶にノズルをつけてふたを閉めないでいるとすぐに湿気を吸いますので注意が必要です。
どんなに注意しても梅雨時は湿気を吸い、携行缶内に水が溜まるものと思った方がよいでしょう。
水が溜まるからといって、ガソリンを毎日捨てるわけにはいかないので、機械に給油するときに注意すれば大丈夫です。
水は底に沈むので、ガソリン給油するときは上澄みを取るようにするといいと思います。
それだけで、機械の中に水が入ることをずいぶん防ぐことが出来ると思います。
このことをある造園会社に徹底してもらったところ、草刈り機の修理がほとんどこなくなりました。
ここの会社は今の時期毎日のように機械が壊れたと連絡が合ったのですが、今年はほんとに修理が減りました。
あとハスクバーナの混合オイルを去年から使用してもらい、マフラー詰まりによるエンジンの不具合も今年は全然ありません。
機械に水が入ったときの症状を簡単に紹介します。
?タンク内に水が入り燃料フィルター(フェルトタイプ)が濡れると、燃料が吸いあがりにくくなり、スロットルを開けるとエンジンが止まったり、吹け上がりが悪くなったりする。
?キャブレター内に小さな水滴として水が入った場合、エンジンが吹けあがらなくなったり、回転が定まらなくなったり、調子が悪くなる。
キャブレター内に大量に水が入るとエンジン掛からなくなります。
?キャブレター内に水が入ったまま、1ヶ月以上放置すると、キャブレター内がさび付いてしまいます。
キャブレター内錆びると交換と思っていいでしょう。
今の時期は水に注意ということをお忘れ無く。
白濁している燃料は水が混ざっていますご注意ください。
ではまた。
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2006-06-28
修理
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