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金属携行缶

以前にも、同じ事を書いたことがありくどいかなと、思いますがもう一度書きます。

一般に市販されている携行缶というと、だいたいこのような形をしていてキャップやノズル、エア抜きなどが付いていると思います。

金属の携行缶は衝撃に対して強く、紫外線も通さず、熱などによる変形にもとても強いと思います。
しかし金属故に気温の変化に影響されやすく、直射日光に当たるととても温度が上がってしまいます。

ガソリンは揮発性が高く温度変化に影響を受けやすく膨張収縮が激しくなります。

炎天下にエア抜きの蝶ネジをゆるめていたり、ノズルを付けたままで携行缶を放置していると揮発性の高いガソリンはどんどん蒸発していきます。

ガソリンの一番燃えやすい爆発力のある成分から蒸発していきますので、エンジン始動性やパワーが落ちるかもしれません。

炎天下ではなく湿気の多い日なども中が必要です。
ガソリンが蒸発するとき気化熱を奪っていきますので金属携行缶が冷やされます。
湿気が多い日などは結露を起こしてしまいます。
冷たい水を入れたグラスに水滴が付くのと同じです。

湿気の多い時期は本当にビックリするくらい金属携行缶には水が溜まります。
携行缶を放置するときは、エア抜きの蝶ネジをきちんと締める。
ノズルを外してキャップをきちんと締めることをやった方がいいと思います。

しかし、どんなに注意しても湿気からは逃れることは出来ません。
エア抜きの蝶ネジキャップを締めっぱなしならばいいですがそうすると給油が出来なくなるから湿気が入り込む余地は必ずあります。
少なからず携行缶には水が溜まっているものと考えた方がよいでしょう。

この水というのがやっかいで、ガソリンよりも重くノズルなどで携行缶から燃料を機械のタンクに注ぐとき、水が重いので水からタンクに入っていくことになります。
水が入ると、故障の原因になるので十分注意してください。

当店のお客さんの会社では、携行缶から給油するとき、ポンプを使い出来るだけ上の方の燃料から給油しているそうです。
そうするだけで、ずいぶん故障が少なくなりました。

水が入りキャブレターまでいってしまうと、エンジンの調子が悪くなります。
またそのまま放っておくとキャブレター内部が錆びてしまいます。
十分注意してください。

ではまた


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