
先日、393チェンソーの修理を始めようとしていたときです。
エンジンは掛かりが悪く、アイドリングは安定せず、エンジンを吹かして
アイドリングにするとエンジンストップする。
燃料フィルター、プラグ、問題なく、キャブレター調整してもダメ。
これはキャブレター分解して点検修理するか、交換しなければいけないと思っていました。
そこへ、丁度取引先の修理担当の人がきて、これ焼き付いてないかといいました。
修理担当の人がいうには、この間自分が修理しているときに、同じような症状だったとき、私が焼き付いていないかといったそうです。
人が修理しているときは、外から見ているので色々なパターンを考えるのですが、自分が修理するときは、以外と思いこみが強くなることがあります。
このときもキャブレターが悪いという先入観があったので、そればかり考えていました。
しかし、アドバイスを受けたのでマフラーを外してピストンを見てみると、見事に焼き付いていました。



排気ポート側一面に縦に傷が入っていましたが、この状態でもエンジンが掛かりました。
キャブレターを疑っていたので、危うく修理の壺にはまるところでした。
※修理の壺、分解したり組み立てたりを繰り返し、それを何回も繰り返してしまうこと。
恐ろしい壺のこと
修理の壺にはまらないコツは、思いこみをなくすこと、めんどくさがらずにちょっと調べてみることなどです。
しかし今回はほんとに助かりました。
10分ほどで原因が特定できたので、良かったです。
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2006-07-24
修理
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