今まで、何回か携行缶のことについて書いてきましたが、関連した問い合わせが数件ほど続いてきましたので、少しまとめてみようかと思います。
梅雨の時期も過ぎて湿気を吸う心配は減りましたが、今度は気温が上がりだすので膨張や引火の危険性が出てきました。
十分注意してください。
日本の場合、ガソリンは諸外国と比べても、結構いい品質だと思います。
(中には粗悪なものもあるようですが)
レギュラーガソリンでもオクタン価が平均して92程あるようです。
ただ注意して欲しいのが、アルコールを含有しているガソリンがあるらしいのです。
正確な情報ではありませんが、草刈機やチェンソーなどのゴム製部品の劣化を早めるということを聞きました。
(一時期粗悪なガソリンとして出回りましたが、今はあまりそういう情報は流れてきていません)
大手メーカー製ガソリンならば大丈夫だと思います。
(機械メーカーも大手ガソリンメーカーのガソリンを推奨しています)
▼ガソリンについて▼ウィキペディア▼レギュラーガソリンと、ハイオクガソリンの違い混合ガソリンを作るときは、自分で造るようにすることをお勧めします。
そのときの注意点としましては、
?原付バイクの混合オイルはできるだけ使用しない方がいいと思います。
?あまりにも安い混合オイルもやめた方がいいでしょう。
?今現在は草刈機などの機械でも50:1混合ガソリンを使用するように勧めていますので、できるだけ50:1オイルを使用した方がいいでしょう。
?100:1の混合オイルもあるようですが、スチール、ハスクバーナなどチェンソーメーカーは使用お勧めしていません。(50:1オイルを使用するようになっている)
混合ガソリンを作るときは、できれば1~2日で使い切るような量を作った方が良いでしょう。
1ヶ月も残るような量を作らない方がいいです。(劣化していきます)
混合ガソリンを作るときに便利な製品があります。
混合容器という物です。


矢印のところにオイルを入れます。
5リットルの混合ガソリンを作る時は5の目盛りまでオイルを入れます。

そして、こちらの目盛りの5までガソリンを入れます。
そして、この混合容器を逆さまにします。するとガソリンとオイルが混ざり合いますので数回それを繰り返します。
この混合容器のフタはあまりしっかりと閉まる物ではないので、注意してください。


キャップ自体にはノズルを使用するために穴があいています。
ノズルと計量容器(小さいメスシリンダー)を組み込み

それらを使って写真のようにフタをします。
きれいに組み立てないと、ガソリンが漏れたりしますので、混合ガソリンを作る際は注意が必要です。
またこの混合容器はあくまでも混合ガソリンを作るときに使用する物で、この容器で混合ガソリンを保管するようには作られていませんので注意してください。
この混合容器は20:1、25:1、40:1、50:1の混合ガソリンを作れるようになっています。
くれぐれも目盛りを間違えないように注意しましょう。
この混合容器を使えば計量カップなどを使わずに1リットル~5リットルまでの混合ガソリンを簡単に作ることが出来るのでとても便利だと思います。
目盛りを間違えないように注意するだけです。
保管できるタイプの携行缶は次回紹介します。
▼混合容器
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